yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

オフィス賃貸契約

ただいま英国夏時間で8月5日午前11時半くらいです。日本じゃ夜7時半くらいですかねえ。

 

今日は朝から不動産屋さんに行ってきまして、こちらマン島に来る前からお願いしておりましたオフィスを契約してまいりました。許認可の条件の中に「マン島内で独立した執務室を持つオフィスを擁すること」と言うのがございまして、絶対にオフィスが必要なんです。独立した執務室が必要と言う事で、貸し机やバーチャルオフィスではダメでして、リージャスなどのレンタルオフィスでも許認可に必要な条項を入れた契約が結べないのでダメ、基本的にこちらの普通のオフィスを借りることになります。

ただ、さすがそう言う方向性の商売で成り立っている国(島)だけありまして、小さいオフィスがございました。ええ、ハッキリ言って許認可取るためだけ専用みたいなオフィスでして、他の会社さん含めて常駐者は1割も居ない感じのビルの1室です。

なんと面積が、40・・・、単位はなんだと思います?40平米?いやいや、40平米あったら立派なオフィスですよ、なんと・・・

 

40sqf(平方フィート)www

 

アメリカとか香港とかに居た方で無いと、平方フィート=スクエアフィートなんて言われてもピンと来ませんよね。

1平方メートルが約10.76スクエアフィートですので、逆数で1スクエアフィートが0.0929平方メートルとなりまして、40スクエアフィートは約3.7平方メートル。1坪が約3.3平方メートルですので、1坪=2畳より若干広い程度と言う事になります。

それでも、この3.7平方メートルの独立した部屋に、机と椅子と電話(通常は日本に転送される)とFAX(通常は日本に転送される)がございまして、超スーパーミニキッチンまで付いております。ええ、完全に独立した執務室ですw

 

ここに、会長様のいつもの趣味指示でインターネットの回線は引きまして、どうやらまたコンピューターは設置するようです。こうやって、世界中に一体何台のパソコンをちょこちょこ置いてるんだろう・・・ 

小さい島で電話局からの距離も短い地域が多いため、DSLが非常に普及しているそうでして、某カンガルー国のように風が吹くとインターネットが繋がらないなんて事も無く、DSLなのになんと80Mbpsのサービスなんかもありまして、さすが小さい島と言う逆のスケールメリットを活かしておりますw また、同じく某エミュー国ではあと20年掛かっても無理じゃ無いのかと言われております全域での光ファイバーサービスも完了しているようでして、よっぽどの岸壁近くの掘っ立て小屋とか言うので無ければ光ファイバーを引くのも問題無いようですw

オプションで追加料金として100ポンド払いますと、申し込みから72時間以内にインストールサービスがあると言うのですが、次回来る時までに設置されていれば構いませんので「おーてぃなりーで結構です」と断ったところ暇だったのか、結局は月曜日の午前中に工事となりましたw 100ポンド追加料金って何だったんだろうw

 

さて、もう少ししましたら今回のメインイベント、仮許可の申請書を提出してまいります。本当は、来週に入ってから受付して頂く予定だったんですが、先日の夜の勉強会効果なのか、今週中に受領してくださり、月曜日には受付の連絡があるそうです。ええ、そこまで決まってるのは先日の夜の・・・

 

さあ、飯食って来ようw

ドクターコール

ただいま英国夏時間で8月4日午前7時くらいです。日本ですと午後3時くらいでしょうか。

 

えっと、マン島ですが少々手詰まり感がございます。仕事ではなく、ブログのネタ的にw 仕事は先日 "島時間" とか愚痴った割には順調に進み始めまして、お盆になる前には帰れるのかな?www

 

先ほど、日本にいる奥様とスカイプで会話しながら日本のヤフーをチラチラしてましたら、こんな記事がありました。

bylines.news.yahoo.co.jp

飛行機にこれだけ回数乗っておりますと、私も乗っている時にドクターコールを聞いたことは1度や2度ではありません。幸いな事に、お医者さんの判断で緊急着陸になったり、機内で亡くなられた方にお会いした事は私自身はありませんが元同僚でおりまして、お医者さんの判断で緊急着陸になった飛行機に乗り合わせていた元同僚の話では、よく美談で語られるようなモノでは無く、あちこちでザワザワと「勘弁してくれ」と言う感じだったそうです。それは、体調を悪くされた方へ向けてもありますが、緊急着陸を要請したお医者さんへ向けても感じたそうです。

日本の航空会社は日本の法律が機内で適用されます。もし、日本の航空会社内で緊急要請に応えたお医者さんの判断が仮に誤っていたために死亡したら、それは日本の刑法で裁かれる事になります。緊急時に医師を含む医療関係者が要請に応え、その結果として命を救うことが出来なかったり、大きな障害を持つことになった場合、現在の日本の法律では有罪となり更に民事上の損害賠償を負う可能性があります。

機内はごく限られたスペース、医療用具、薬品しかありません。聴診器は騒音が大きくて使えないそうです。それでも、日本の法律は医師や医療関係者に地上と同じだけの職責を求めております。これではお医者さんが、ドクターコールで名乗り出てもいいと思いたくも無くなります。行って診療して訴えられるなら、なにもせず知らん顔しておいた方がいいからです。それでも名乗り出る方がおられるのは、崇高な理念をお持ちとしか言いようがありません。

先ほどの緊急着陸の要請ですが、このような状況でしたら、仮に「目的地まで大丈夫だろう」とお医者さんが思えたとしても「いや、でも万一・・・」その思いで、緊急着陸を要請したい気持ちが十分に分かります。 

 

アメリカやカナダ、オーストラリアの多くの州では「善きサマリア人の法」と言うものがあります。

「災難に遭ったり急病になったりした人など(窮地の人)を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」という趣旨の法である。誤った対応をして訴えられたり処罰を受ける恐れをなくして、その場に居合わせた人による傷病者の救護を促進しよう、との意図がある。

善きサマリア人の法 - Wikipedia

これは、リンク先の Wikipedia にありますように、緊急事態で人を救おうとした時に責任をとらせないと言う法律でして、日本ではまだ存在しておりません。なぜ存在していないのかと言いますと、反対している方々がおられるからでして、どんな団体か集団かは置いておきまして、一番の反対理由は「医療過誤を見過ごす可能性がある」と言うものです。

これ、本質がそもそも間違ってまして、航空機や船舶、次の停車駅まで区間が長い新幹線などの中での出来事を想定しているわけでして、設備の整った病院での医療過誤と同列に語るのが間違ってるんです。レントゲン撮影、CT、MRIで写っているのに見過ごしたものと、超音波診断装置すら無い機内で問診や触診だけで判断する事が同じはずが無いのは誰しも分かる事です。まあ、いろいろ書いても私自身が医療関係者ではありませんので、遠吠えにしかならないのですが。

 

ドクターコールでお医者さんの呼び出しに応答がない場合、医師以外の医療関係者に対しても呼び出しがありますが、うちの会社でなぜか働く看護師や薬剤師に以前聞きましたところ「絶対に応じたくない」と言っておりました。ただ、お医者さんが人手を必要としており、そのための呼び出しであれば応じるとも言っております。

 

ヤフーの記事を見ながら、そんな事を思い出しておりました。 

島か・・・

ただいま英国夏時間で8月2日午後11時半くらいです。マン島滞在2日目ですが、既に完璧に時差ボケがございません。

いつもは、時差が-1時間しか無い香港やシンガポールへ行っても、変に忙しくて夜更かししてしまい時差ボケのような状況になってしまったり。ロサンゼルスなんて行くと時差が-16時間(冬は-17時間)で、もう計算が出来ないので-1日+7時間(冬は-1日+8時間)なんですが「地理的な本来の時差+夜更かし強制時差」で、なんか時差ボケが無い時間に突入してしまったりw

当然、いつも英国に来ても同じような状態ですので、時差ボケが解消される前に帰国してしま事の方が多いような感じです。ところが今回は既に時差ボケが無いんですね。一緒に来ている秘書子3号に聞いても、やはり時差ボケが既に解消されてるようでして「飛行機にあれだけ乗ってたからかねえ」とか「深夜発だったからかねえ」とか話したんですが、それはいつもの事でして。

ふと、その会話をしてる最中に気が付いたんです・・・

 

あれ?

なんでうちら、お茶なんか優雅に飲んで

余裕ぶっこいてるの? 

 

昨日こちらに到着しましてからやった事

・ホテルチェックイン

・昼食

・弁護士事務所で打ち合わせ

・夕食

・就寝~起床

・散歩

・買い物

・弁護士事務所で打ち合わせ

・お茶

・昼食

・弁護士と一緒にお役所行った

・お茶

・弁護士事務所で打ち合わせ

・お茶

・散歩

・買い物

・お茶

・夕食

・散歩

・お茶 ← つきさっき時差ボケが解消してる事に気がついた時

ちなみに、いつもシンガポールに行った時とかは

・ホテルチェックイン

・仕事

・就寝~起床

・朝食

・仕事

・昼食

・仕事

・夕食

・仕事

・就寝~ 以下ループ

そこで気が付きました

 

そっか、島だ! 

 

えっとw

出張に行きますと、通常は仕事が順番に用意されてます。用意するのは相手先様で調整するのが秘書子と言うパターンが多いのですが、逆に言えば調整する必要があるくらい仕事が詰まってます。

全く新規で行く場所でも同じでして、通常は現地の弁護士かエージェントさんに事前にお願いしてあった事の集大成として出張して行きますのでスケジュールはタイトで構いませんし、逆にダラダラする事はありません。現地の方も当然そう言う対応に慣れているでしょう。 それは、現地の方に事前にお願いする先の別の取引先やお役所でも同じでして「とりあえず、現地に行ってみてからでないと決められない事」と言うのは、そう多くありません。

ところが、今まで必ずと言っていいほど例外だった場所と言うか国と言うか、そう言う場所がございまして ・・・

 

 

そう、なぜか世界中の島に仕事に行きますと、絶対に一筋縄ではいきません。今まで島と言う名称が付く場所で完璧だったのは、昨年行きましたマルタ島だけです。ただ、マルタ島の場合は島全体がマルタ共和国でして、言ってみれば日本の本州のようなものです。さすがに島でも、首都を擁するほどの島だから世界のビジネスの常識が通用したのでしょう。

今回は初めから「待つのも仕事」と、ある程度は妥協しておりました。そう言う種類の申請でもありますし、初期の手続き上、求められた時に即サインが必要と言う事情もあります。ただ、島時間に流されてしまいますと、島の人のペースで物事が進むようになるので1日で出来る事が2日、2日で出来る事が一週間掛かるようになりますので、そこは注意が必要ですww

 

明日から、頑張ろ。

マン島の首都ダグラス

え~、ただいま英国夏時間で8月1日午後5時半くらいです。

え~、マン島におります。

え~、マン島ですが、わたくし先日こんな講釈をたれました。

グローバル金融センターとしてマン島は、日本人には比較しやすいであろう国内で言えば名古屋や福岡の金融センター度と比べて遥かに高く、マン島の68位に近い順位で日本人にも馴染みがありそうな他の国の都市ですと、63位イタリア-ローマ 64位スペイン-マドリッド 65位ノルウェー-オスロ 67位ロシア-モスクワ などが並んでおります。

金融センターとしての価値って、どれだけ税制が有利かとか、法整備が協力的になされてるかとか、通信事情がとか、そう言う事ですよね。根本的に勘違いしてたと言うか、見ぬふりをしてたと言うか、マン島・・・

超ド田舎 

以上終了、解散。

 

いやね、薄々は気が付いてたんですよ、ド田舎だって事。ただ、自分の中で受け入れたく無かったと言うか、受け付けてなかったと言うか。 

街中を馬車が走ってます。当然観光用ですが、馬車が走ってても邪魔になりません。道は比較的広いのに車少ないっすからw

いま滞在してるところ、首都のダグラスって言うんですが、さすが首都だけあってマン島全体の人口、約1/3が集中しているそうです。首都ダグラスの人口28000人・・・ いや、補助単位とか無いですよ、2万8千人です。と言う事で、島全体には約86000人の方がお住まいだと言う事です。

人口86000人と言いますと、千葉県四街道市がほぼ同じ規模のようでして、四街道市は成田空港へ行く時に高速道路を走っておりますと出てきますのでたまに見かけます。四街道市は面積が34.52平方Kmと言う事で、人口密度は2,600人/平方Kmと言う事になります。一方、マン島は572平方Kmと言う事で、人口密度は149人/平方Kmと言う事になります。ええ、桁間違えてません、マン島の人口密度は149人/平方Kmです。

 

これ、書くこと無くて適当に羅列してるんだろって?

正解!

 

とりあえず、弁護士の先生に「これ、マン島は本当にグローバル金融センターなんですか?」って聞いてみましたところ「ああ、そう言う風に皆さんよく言って来られますねえ」と言う事でした(汗;

このマン島での仕事は、ある金融免許を取得する事でして、これ1回では終わりません。昨年、マルタ島マルタ共和国に行った時は、事前に弁護士さんが全て用意して下さってありまして、最終的に書類にサインして提出と同時に免許を頂き、お役人さんと握手して記念撮影して終わりでしたw

今回滞在中にまず弁護士と打ち合わせ、免許を管轄するお役所に行って事前相談、マン島から見て海外である日本や米国、マルタ共和国で取得する必要となる書類を吟味して、そこら辺までで約1週間かかります。一旦帰国し、弁護士は役所との打ち合わせを続けてもらい、私や会社で取得する必要のある書類を準備し、再度マン島に来る事になります。最終的に、免許が発行されるまで4回は少なくてもマン島に通わないとならないらしく、中には面倒なのでそのままずっと滞在している方もおられるとか・・・

 

こんな超ド田舎ですと、私のようなオッサンでしたら諦めもつくのですが、若い女性だとさぞキツイだろうなと思って、一緒にやって来てる秘書子3号に聞いてみましたら「いいえ、私、ここ好きですよ。住んでもいいかもって思うくらいです」やっぱりちょと、3号は特殊だったかw

 

ちなみにシーフードは、英国料理とは思えないほど美味しいです。そうか、ここ英国じゃ無かったんだった、忘れてた~

いま、ロンドンシティ空港で~す。

案の定、フランクフルト空港での乗り継ぎは非常にキツくて、走りはしませんでしたが止まること無く歩き続けてロンドンシティ空港行きのBA8731便が出発するゲートに到着しますと、既に搭乗が始まる直前と言う感じでした。 

NH0203 HND-FRA 00:50-06:00

BA8731 FRA-LCY 07:00-07:35 > FRA/MCT 00:55

BA3282 LCY-IOM 08:45-09:55 > LCY/MCT 00:30

この赤いところまで終わって、いま最後の区間、ロンドンシティ空港からマン島空港への出発を待っているところです。

見渡す限り周り中、金融街シティで働いてる感じの方々がピリッとしたスーツを着て、バリバリ言いながら歩いてる感じでして、東洋人は非常に少ない。まあ、そう言う空港ですからね。

 

一般的には、このロンドンシティ空港にはラウンジは無いと言う事になっておりまして、当然プライオリティパスなどのラウンジが使えるカードは何の役にも立ちません。もちろん、航空会社の上級会員証もメンコの代わりにしかなりませんw

何で「ラウンジは無いと言う事になっており」とか言う変な言い方かと言いますと、実は有るんですねw なんと利用料金が1人様180ポンド=約25000円します(汗;

秘書子と2人で使いますと、1回約5万円かかります。どうせ、あと1時間くらいで目的地ですので、空港からホテルに到着しても午前10時くらいですから、5万円も絶対にせずにアーリーチェックインさせてくれます。もしかしたら、部屋が空いていれば無料でアーリーチェックインさせてくれるかもしれません。どうせ、荷物置いてシャワー浴びるだけですから、アーリーチェックインするのは1部屋だけでもかまいませんし。

 

あと、先ほど航空会社から放送で呼び出しされまして、預けた荷物の積み替えがフランクフルト空港で間に合わなかったそうでして、今日の夜までにホテルに持ってきてくれるそうです。

うちの秘書子3号ちゃんそう言うところの演技は上手なので、ロスバゲ告げられた瞬間に悲壮感漂う顔をしまして、ロスバゲキット(下着とTシャツと洗面道具一式、女性用にはスキンケア用品も入ったお泊りセット)を男女各1と、BA発行のUK内の空港かBA機内で使える商品券をゲットしてきましたw

とりあえず私はロスバゲキットすら不要なので、全部彼女に差し上げましたところ喜んでおりますww

私は荷物をホテルまで運んでもらえるだけでラッキーですからwww

 

まあ、そんな感じで順調に到着しそうです。

本日、これから出張です。

まず、FX専業(id:fxse)さんから教えてもらいました、ブログの文字表示を均等割り付けして左右をキレイに揃える方法、やってみました。キレイに見えるような、そうでも無いような微妙な感じですが、まあ、折角教えてもらったので暫くこれでやってみます。

 

いま羽田空港におりまして、これから出張です。この補足を打ってるのはたった今なんですが、このブログエントリー自体は事前に作ってありました。そして、日曜日から出張に行くと言っておきながら、実際に飛行機が出発するのは深夜0時を回ってからですので、正確に言いますと月曜日から出張と言う事になります。これ、本当に気をつけませんと、日付を1日間違えて空港に行くことになりかねません。

実は、24時間空港が今まで無かった首都圏で、羽田空港の深夜発が登場した際にかなりこの間違いが発生したようでして、変更不可運賃でも仕方なく翌日に変更してあげていたようですが、今度はそれを狙って予約する人が登場したりで、救済が無くなりました。出発日によって運賃が変わりますし、本来は救済もしなくてよかったんですけどね。そこはイメージが大切な航空会社としては、一律突っぱねられなかったと言うことでしょうか。まあ、LCCなら余裕のよっちゃんでしょうけどww

 

今回の行き先は先日宣言しました、英国王室領マン島です。ほんと、行きづらい場所(汗; 旅行代理店の端末で経路を検索してもらった時には「これはロンドンで1泊かな」って思ってたんです。いや、無理すればその日のうちにマン島に到着するのですが、海外旅行と違ってビジネストリップの場合、不測の事態にも対応出来るように旅程を組まなければなりません。予定していた会議に間に合うように行くために、もし乗り継ぎが失敗した時に次の便が無い場合なら、1日早く現地入りする予定を立てる必要もあります。

今回はそれほどタイトな実務があるわけでは無いので、仮に乗り継ぎが失敗したとしても構わないのですが、やっぱり急に宿泊地が変わったりは面倒じゃ無いですか?ホテルが取れずにとかそう言う事も考えられますし。

 

そんな感じで「とりあえずロンドンで1泊してマン島に行こうか」と話しておりましたら、先日もマン島の弁護士事務所から送られてきた書類を黙々と呼んで予備知識を付けていた秘書子3号が「あの、同日乗り継ぎでマン島に行かれます・・・」と、小さな声で自信無さそうに言ってきました。この子、いつも自信無さそうに語尾に「・・・」付けて話しまして、しかも余計な事をあまり話したりしない大人しい感じで、一部マニア受けしそうなタイプですw

「いや、同日行かれるのは分かってるんだけど、ミスコネ(*1)したらどうする?最初からロンドン泊入れたほうが良くないか?」すると、また自信が無さそうに「あの・・・、MCTタイト(*2)ですけど、2コネクション(*3)でどちらをミスコネしてもリカバー(*4)出来ます・・・」と言うんです、自信無さそうに。

 

そして彼女が出してきたフライトプランが、こちらです。

NH0203 HND-FRA 00:50-06:00

BA8731 FRA-LCY 07:00-07:35 > FRA/MCT 00:55
(ALT)
BA0901 FRA-LHR 07:25-08:15 > S/F LHR-LCY/MCT 03:30
LH0928 FRA-LCY 08:10-08:40
BA8733 FRA-LCY 11:40-12:15
BA0905 FRA-LHR 14:30-15:25 > S/F LHR-LCY/MCT 03:30
BA8735 FRA-LCY 18:05-18:40

BA3282 LCY-IOM 08:45-09:55 > LCY/MCT 00:30
(ALT)
BA3284 LCY-IOM 12:30-13:40
BA3288 LCY-IOM 19:55-21:05

ANA203便にて羽田空港を深夜0時50分に出発し、フランクフルトに午前6時に到着。フランクフルト空港の最低乗り継ぎ時間は55分で、1時間後の午前7時にフランクフルト発BA8731便にてロンドンシティ空港へ午前7時35分に到着。ロンドンシティ空港の最低乗り継ぎ時間は30分で、1時間10分後の午前8時45分にロンドンシティ空港発BA3282便にてマン島空港に午前9時55分着です。

その下の (ALT) はオルタナティヴで代替フライトでして、もし間に合わなかったらどうするのか、他の空港を含めて検討してありまして、直ぐに経由地のロンドンに向かった方がいいのか、いっそフランクフルトで時間調整した方がいいのかまで細かく計算してありました。

 

これ、旅行代理店の方が検索した時に出なかった理由が後で判明しまして、まず明日到着する航空便で検索した時に、この旅程のどこかの便の1つでエコノミークラスが空いてなかったんだそうです。旅程だけを検索した時には、通常はエコノミークラスでの空きを使って検索してるんだそうでして、タイムテーブルだけで検索すると臨時に運休になってた場合に表示されてしまったり、明示的にビジネスクラスを指定すると却ってビジネスクラスが設定されてない便が出て来なくなるのを防ぐためなんだとか。

それと、フランクフルトまでがANAスターアライアンス、フランクフルトから先がブリティッシュエアウェイズでワンワールドと言う事で、航空券の料金が非常に高額になること。それで、旅行代理店の端末ですと避けるような感じなんだそうです。使えねえ端末だ。

 

そんな感じでして、秘書子3号が出してきたこの旅程で行くことになりました。ちなみに帰りはミスコネしようがどうでもいいので、英国内からANAでそのまま日本に戻るようにしました。行き帰りの発着地が違う、オープンジョーってやつです。

この件で秘書子3号を褒めてあげてましたら、最近いつもおじゃま虫な7号が「3号先輩だけずるい」みたいな事を言うので、なにがズルいのか分かりませんが「だったらお前も考えれば良かっただろ」 と言いました所「だって、言われて無かったですもん」と、7号得意のデモデモダッテです ┐(´д`)┌  7号が立派な秘書になるには、まだまだ時間が掛かりそうです。最近、こればっかだな(汗;

 

と言う事で、ロストバゲッジの予感をビンビン感じながら、行ってきますw

(いっそ、ロスバゲしてもらった方が到着時に荷物少なくて有り難いw) 


*1:ミスコネとは、Missed connecting flight の省略で、日本語で言うと乗り継ぎ失敗のこと。

*2:MCT = Minimum Connection Time = 空港毎に航空会社が設定した最低乗り継ぎ時間。MCTがタイトと言う事は、乗り継ぎ時間がギリギリである≒しかし決められた乗り継ぎ時間はクリアしていると言うこと。

*3:2コネクション = 2回乗り継ぎが必要と言う事で、全部で3つの飛行機を使って最終目的地に向かうと言うこと。

*4:乗り継ぎに失敗した時に次の便があり、予定してる到着日のうちに最終目的地まで到達できると言うこと。

東京で夢を見る

つい先程、奥様の実家の方から東京へ遊びに来ておりました親戚の子、高校生の女の子2人を新幹線に叩き込んで強制送還乗せませて帰路につかせました。

うちの奥様は今日はお仕事でして、学生さんが夏休みの最中はいろいろと忙しいのかなって感じでして見送りに行かれないのも仕方ありません。親戚の子も、高校生なので自分たちだけで新幹線に乗って帰れって言うのも全然大丈夫なんでしょうが、結婚したばかりなので奥様の方の実家での評価が多少は気になりまして、東京駅まで行って新幹線に乗せるところまでは面倒見てきました。実家の方で「お姉ちゃんの旦那さん、何もしてくれなかった」とか言われますと、いろいろと不都合が生じますw

 

東京に来てどんな事をしていたのか聞きますと、まあ今どきの高校生らしく「原宿に行った」とか「渋谷に行った」とか言っておりまして、ただ不思議だったのは、毎日家に帰りますと高校の制服が掛けてあったんです。最初、うちの奥様の高校時代の制服が掛かってるのかと思いましたら・・・ おっと、なぜ我が家に奥様の高校時代の制服があるのかは秘密ですよw まあいいや。で、高校の制服が掛かってましたので不思議に思って聞いてみたところ、ビックリしました。

 

なんと、高校の制服着て原宿とか渋谷に行ってたんだそうです。そして・・・

 

参考書とか手に持って歩いて、

東京の高校生のフリしてたんだとか(汗;

 

ああ、ええ?ああ(汗; 地方の高校生の憧れの原宿や渋谷で高校の制服を着て歩いて、まるで東京に住んでるかのような気分に浸りたかったんだそうです。そっか、そう言う感覚は全く思いもつきませんでした。

この子たちも、大学は東京の大学に入りたいんだそうです。地方から見ると東京は夢の街に見えるんでしょう。それでも、一極集中是正論者では無い私としてみたら、若いうちは好きな事を好きな場所でやった方がいいと思うので、東京の大学に入りたいと言うなら勉強を頑張って夢を叶えてもらいたいと思います。実際この子たちが住む地方だと県庁所在地に行ったとしても、国立大学か聞いたこともないような私立大学しかありません。これじゃ、やりたい事も出来ません。

 

以前、FX専業(id:fxse)さんが「大人と子供の違い」で「夢を見てるうちは子供、夢を叶えてあげられるようになったら大人」と言うような事を書いておりました。自分の子供が出来て夢を見だす前に、少しこの子たちで大人になるための練習させてもらおうかな。