東京で夢を見る
つい先程、奥様の実家の方から東京へ遊びに来ておりました親戚の子、高校生の女の子2人を新幹線に叩き込んで強制送還乗せませて帰路につかせました。
うちの奥様は今日はお仕事でして、学生さんが夏休みの最中はいろいろと忙しいのかなって感じでして見送りに行かれないのも仕方ありません。親戚の子も、高校生なので自分たちだけで新幹線に乗って帰れって言うのも全然大丈夫なんでしょうが、結婚したばかりなので奥様の方の実家での評価が多少は気になりまして、東京駅まで行って新幹線に乗せるところまでは面倒見てきました。実家の方で「お姉ちゃんの旦那さん、何もしてくれなかった」とか言われますと、いろいろと不都合が生じますw
東京に来てどんな事をしていたのか聞きますと、まあ今どきの高校生らしく「原宿に行った」とか「渋谷に行った」とか言っておりまして、ただ不思議だったのは、毎日家に帰りますと高校の制服が掛けてあったんです。最初、うちの奥様の高校時代の制服が掛かってるのかと思いましたら・・・ おっと、なぜ我が家に奥様の高校時代の制服があるのかは秘密ですよw まあいいや。で、高校の制服が掛かってましたので不思議に思って聞いてみたところ、ビックリしました。
なんと、高校の制服着て原宿とか渋谷に行ってたんだそうです。そして・・・
参考書とか手に持って歩いて、
東京の高校生のフリしてたんだとか(汗;
ああ、ええ?ああ(汗; 地方の高校生の憧れの原宿や渋谷で高校の制服を着て歩いて、まるで東京に住んでるかのような気分に浸りたかったんだそうです。そっか、そう言う感覚は全く思いもつきませんでした。
この子たちも、大学は東京の大学に入りたいんだそうです。地方から見ると東京は夢の街に見えるんでしょう。それでも、一極集中是正論者では無い私としてみたら、若いうちは好きな事を好きな場所でやった方がいいと思うので、東京の大学に入りたいと言うなら勉強を頑張って夢を叶えてもらいたいと思います。実際この子たちが住む地方だと県庁所在地に行ったとしても、国立大学か聞いたこともないような私立大学しかありません。これじゃ、やりたい事も出来ません。
以前、FX専業(id:fxse)さんが「大人と子供の違い」で「夢を見てるうちは子供、夢を叶えてあげられるようになったら大人」と言うような事を書いておりました。自分の子供が出来て夢を見だす前に、少しこの子たちで大人になるための練習させてもらおうかな。