yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

イタリアの子作りキャンペーン炎上に思うこと

先日、低出生率で日本といい勝負のイタリアが子作りキャンペーンを行いまして、大炎上の上、あっけなく終了しました。

headlines.yahoo.co.jp

 

その中でも、一番批判的だった広告がこちらでして、内容的にはズバリ「美しさに年齢はない。だが生殖能力にはある」と言うものだそうです。

pinfluencer.net

 

ええ、批判や反論なんかは覚悟の上で書くんですが、

「美しさに年齢はない。だが生殖能力にはある」 

これ、正しいんですよ。

まさに、これに直面して苦しんでるのは、実際に年齢が行ってから子どもを作ろうとして頑張っても中々出来ずに、大変な不妊治療を行ってる方々でして、これを広告しなければならない、そして、これに対して批判が出る。この2点、両方とも子ども時代からの、性教育の失敗です。 

現代、実際に年齢が進むにつれて子どもが出来にくい事、そして、年齢が進むにつれて何らかの遺伝的障害を持って生まれる確率が上がる事。この2点は、数字が正しいと証明しているんですから、正確に高校生くらいまでで教育を行う事が必要だと考えます。 

全く差別では無く、事実を教える必要があるだけです。 

 

それと「子どもを作る作らないは個人(夫婦)の自由」これ、正しくは「子どもを作らない選択を否定されない」です。本来、国家としては結婚した夫婦には子どもを作ってもらう事を期待しております。合計特殊出生率が2.05を下回りますと、人口は減る事になりまして、国家を維持できなくなりますから。

と言う事はつまり「子どもを産む=国を維持する」 と言う事でありまして、子どもを成人まで育てるのに、子どもを産んだ親が身銭を切って育てるのも変な話と言う事になります。だって「人口維持=国家維持」と言う事は、子どもが生まれる事による受益者は国家であり、国民全体と言う事になりますから。

 

よくFX専業(id:fxse) さんとも話すのですが、究極を言いますと、

子どもを産んで成人するまで、全て公費で賄われるべき

なんだと思います。

・出産

・幼稚園

・小学校

・中学校

・高等学校

・大学

そこまでで掛かる、医療費、学費など全ては公費で支出され、子どもを産む事になんら心配が無い状態がベストです。

それと、もっと言いますと「将来の国家を支える人=子ども」を育てると言う事は、国家の代わりに嘱託されている仕事とも言えますので、養育里親に支払われているような養育費用が、子を育てている親に対して支払われてもしかりです。児童手当ではありませんよ、児童手当は子どもを育てるのに要する費用の補助的な意味合いですので、あくまでも子どもを育てている親への手当です。

ここまで来たら税金は高くなるでしょう。でも、子どもに対する負担が極端に減るので、子育て世帯としたら可処分は変わらず程度、その程度まで税金を上げればいいかと思います。

こうなると「子どもを作らない自由」を選択した人からは、不公平だと言う声が出るかもしれませんが、それは「国家全体が求める将来を担う子どもを生まない自由を選択したのですから、仕方ありませんよね」と言う事です。 

では、結婚しない人、子どもを産まないのでは無く産めない人には、なんら救済措置が無いのかと言えば、国家の仕組みの中とか難しい事を言わずにも、今でも養育里親をされている方や、地域で子どもを育てるための仕組みに参加されている方もおられるわけで、そう言った別の方法でも十分に国家の将来のために、子どもを育てる活動には参加出来ると思います。

 

もし、仮にここまで全部子育て無料キャンペーンを展開したとしても、年間に必要な費用なんて、実際には防衛費の半分以下でしか無いでしょう。防衛費、5兆円ですからね。もちろん、私的には防衛費は重要だと思ってまして、防衛費を削減して欲しいとも思いませんし、むしろ防衛費はもっと増額するべきくらいに思っております。削減出来る支出なんて他にもいくらでもありますし、むしろ国債発行してでも全部子育て無料キャンペーンはやるべきだと思ってます。

 

イタリアの件でしたが、日本も出生率低下は他人事ではありません。どこかで、一気に解決する世界が驚くような方法を導入しなければならないと思います。

 

移民を受け入れるより、日本人が産んだ日本人を増やせる方法があるなら、その方がいいに決まってます。のらりくらりやってると、本当に移民の受け入れしか無くなっちゃいますよ。