yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

キレイ事と理想論を追い求めて、残業を無くす努力を

本当に今日は忙しかった・・・、です。この私が、適当にちょちょいと、昼間からインターネットで遊んでいられないほど(汗;

 

そう言えば、東京は今日は午後から雨が降ってきました。折角のゴールデンウィーク中に雨にならず、明けてから雨になって良かったのか、せめて人が働いている時では無くお休みの日に雨になった方が良かったのか、どっちなんでしょうね。

 

今日はまだまだ掛かりそう、私じゃ無くて事務さんがです。ええ、実際の作業と言う意味で言ったら、私はいてもいなくてもいい人でして、最後カギかけて帰るためだけに存在しているようなものですw

 

前にもちょこっと話したのですが、うちの会社は女性が大半です。

yuan2.hateblo.jp

あと、本人たちが自ら「うちら、ややこしいんで」と言っている、いわゆる障害者*1の方も割りと多く働いております。本人が言うなら仕方ありませんし「そんな事無い」とかキレイ事言うよりも、ややこしい部分はややこしいとして、それ以外の部分でしっかり仕事をしてくれるなら、別にかまいません。むしろ、変に隠したりするよりも、本人たちも堂々と話してしまった方が楽なようで・・・

「◯◯さん、今日は透析だから、いつもよりコーヒー多く飲んじゃってもいいんだってさ」とか言って、笑いながらコーヒー出してたり、それって本人がいいって言ってもダメだよな(汗;

「あ~、今日は疲れたから電車座って帰ろう」とか言いながら、ズボンの裾を絞って義足だって分かるようにして、いつもは使わない折りたたみの杖をバッグから出して帰って行ったり(汗;

車いすの女の子が「じゃあ明日の朝、駅の改札前で待ってて」とか、うちの会社で数少ない男の子に言ってたから「おやおや、この2人に遂に春到来なのか?」って思ってたら、この男の子が、翌日会社に一度来てからの出張だから出勤時の荷物が多く、満員電車が大変なので車いすの女の子の介助者として女性専用車両に乗りたいんだとか(汗;

ちなみに車いすの女の子も「◯◯くん一緒だと、車いすで乗っても直接文句言われたり、舌打ちされたりが無いんでいいんですよねえ」って、それもどうかな・・・、いやマジで女性専用車両それはどうかな・・・

きみたち、堂々としすぎてて面白いw

 

うちの会社は、もともと資本関係があった会社の事務部門と秘書部門を全部集約して全体をコントロールするだけのバックオフィスを作った会社なので女性比率が高く、障害者の方が働いている部署としては比較的多い事務を集約と言う事もあり、自然と障害者の方の比率も高くなってます。

女性が多いので、家庭で子育てを担ってる方も多く、乳幼児以外でも小学生くらいまでのお子さんをお持ちの方ですと、定時で上がる必要があったりします。また、障害者の方ですと病院へ行く都合があったり、少し遅い時間になると車いすでの移動がラッシュ時間に重なり難しくなったりもします。

 

すると、残業と言うのが難しい人と、残業は全然大丈夫と言う人の2通りに分かれます。ですので、うちの会社では残業と言う概念をなくす事にしました。

 

その日に終わらせないと絶対にダメな仕事だけ、定時までに全員で処理します。午後3時過ぎた当たりで、どうしても人数の問題で処理が終わらなそうな場合は、事務をしている「業務部」に「秘書部」から人を回して終わらせる事もあります。そして、定時の5時には絶対にその日に終わらせないといけない仕事は終わりにして、全員が終業します。

 

また、翌日に終わらせないと行けない仕事を、その日の午後5時までに業務部長が書き出しておきまして、今日このまま全員帰ってしまっても明日の業務に支障が無いのか確認し、もし支障があるのであれば、その日午後5時以降に残って仕事が出来る人に、翌日の仕事を開始してもらいます。つまり「残業」なんですが、仕事の進行的には翌日分を始めているので、感覚的には「早出」なんです。

仕事に追われるのでは無く、仕事を追う。そして、今日の分は終わったので、定時で帰る人は堂々と帰れるんです。「まだ、残業してる人いるのに申し訳ない」なんて、思わなくてもいい事を思う必要無く「お子さん迎えに」「病院に」「デートに」堂々と行かれます。

これ、もしどうしても翌日分の仕事の労働力(難しく言えば、労働用語で man-hours)が足りなければ、派遣を翌日にお願いする事で対処しております。

 

もちろん、突発的に問題が発生したりして予定通りいかない事も多くありますが、それでも仕事に追われるように日々業務をしているのでは無く、仕事を追うようにと意識的にしているので、問題が発生した時にもある程度余裕を持って対処が出来ているかと思います。

 

当然、事務と秘書の集約と言う本社機構であるがために、このような方式が可能だと言う事もありますが、それでも少しづつ子会社にも同じような仕組みを取り入れが可能な所には取り入れて行きたいと思ってます。

 

 

バックオフィスを受け持つ会社と言うのは、往々にして持株会社でもあり、子会社からすると親会社で、その親会社で働く人は偉いと言う勘違いが発生します。私はこの会社の社長してますがただの雇われ社長ですし、お金を稼がないコストセンターでしかない本社は、偉くあってはいけないと、サラリーマン時代に思っていた事を忘れないようにいつも肝に命じております。

本社や本部が偉いのって、働いてる現場の人は嫌ですからねえ。しかも、お金稼いでるのは現場なのに、見当違い勘違いな一方的な意見を突き付けてでも来られたら、ブチ切れたくもなっちゃいますし。ええ、私がサラリーマンの時代はいつもそんな感じでキレッキレッでしたからwww

 

 

今日はゴールデンウィーク明けで予定外の事が多かったので、先ほど書いた理想論の、仕事を追うような感じでなんて、とてもとても働けませんw 夕方には、私まで業務で外出してきましたからw キレイ事はキレイ事、理想論は理想論、でも追い求めないといつまでも達成できません。

 

で、今日は何時になったら帰れるのかな?鍵締め係のオッサンとしては、そこら辺が非常に気になるところです。

*1:障害者基本法に定められている通り、障害者の漢字表記に ”害” の字を用いておりますが、差別的な意図はございません。