yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

女性優遇

本日、香港からシンガポールへの移動のため、特に目立って書く事がありません。と言うか、この機会に普段書かない事を書いてみたいと思います。

 

女性優遇。これ、最近男性の中でよく話題になります。女性専用車両、女性限定割引デーまずこの2大巨塔ですw でも、私はこれはこれでいいと思うんです。

まず女性専用車両ですが、もうケバいのは閉じ込めておいて下さいw どうせ1編成の端にある車両です。そこまで行く手間と労力も考えたら、あえて女性専用車両に乗らないといけない "か弱き" 婦女の皆さんには、ケバいのと一緒に乗らされられて、むしろ同情すらします。

あと、女性限定割引デーですが、これは一緒に行って払う男性の負担が軽くなる、むしろ男性に与えられたサービスデーと解釈する事にしましょう。そうしましょう。女性の方も男性に奢ってもらうつもりなら、女性が割引される日を調べておいて、そう言う日にお目当てのお店に連れてってもらいましょうw

 

と、まあここまでは半分冗談なんですが、男女雇用機会均等法によって、性別による採用時の差別はしてはいけない事になっておりまして、これ実は、女性を優先して採用する事も出来ないんです。言い換えると、採用に関しては女性優遇は出来ないと言う事になります。ただ、いくつかの条件を満たせば、女性のみ(あるいは男性のみ)の採用が可能です。

女性のみが採用可能な事に関しては、

芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請から男女のいずれかのみに従事させることが必要な職務

俳優・声優・モデル等

 

宗教上、風紀上、スポーツにおける競技の性質上男女どちらか一方でなければならない職業

巫女・ドーピング検査員・更衣室係員等

 

風俗、風習等の相違により男女のいずれかが能力を発揮しがたい海外での勤務が必要な場合等、性別にかかわりなく均等な取扱いが困難であると認められる場合。

→ 海外あんま関係ないんですが ホステスさん等

このように定められておりまして、超例外としましては法律で女性しか資格を取得できない助産さんなどがあります。

と、なんでこんな事を書いたのかと言いますと、実はうちの会社は従業員の9割以上が女性です。俳優事務所や神社、水商売の経営をしているワケではありませんw 子会社や関連会社ではそこまで極端に女性が多いわけではありませんが、それでも男女比率は女性の方が多いです。

 

男女雇用機会均等法って、実は、女性を多く採用しておけば特にお咎めがない変な法律です。性別を限定して求人を掛ける事は禁止されてますが、女性の比率が4割に満たない職場で男女比率を是正するために、女性に限定した求人を掛ける事は実際に可能です。逆に、男性の比率が4割に満たない職場で男性に限定した求人を掛ける事は違法です。これ変ですよね?まあ、極端に女性比率が高い会社の社長が言う事じゃないんですけどw

 

完璧な男女平等は無いと思います。無理なんですよ、そもそも体の作りが違うし、女性にしか子供を産む事は出来ないんですから。だから、どうやって社会全体でバランスを取っていくかが重要だと思うんです。今問題になっている待機児童問題も、そのたぐいだと思うんですよね。

なんでうちの会社が極端に女性比率が高いのかと言いますと、まず子会社や関連会社から事務関係を行っていた者を集めました。たくさんの中小企業から事務員を集めたと言う事になりますので、結果としてほとんど女性です。そして、役員に対する秘書を同じ会社にマトメました。すると、ほとんど女性だけの会社になってしまいました。

もし、仮にここに男性を入れたら、極めてお互いに仕事がやりづらい環境になるでしょう。まあ、もしかしたらハーレム状態かもしれませんけどwww

 

 

6月には事業所内保育施設も作ります。現時点では必要な従業員は1名しかおりませんので、託児施設って言うより「会社連れて来て遊ばせておけば?」って感じでして、従業員の中に看護師の資格を持つ者が2名、保育士の資格を持つ者が1名おりますので、仮に子供の人数が増えてもなんとかなるかなとか、割りと安易に考えてます。そう言う感じで考えてでも、まず一歩を踏み出さないといけないのかなとも、思ってます。

ダメだったら専用の保育士さんを雇えばいいですし、仮にそうなった時は保育士さんのお給料だけ会社と利用する者で半々にしても構わないと、一応は存在している労働組合側と話しはまとまってます。ええ、どこかのエ◯テ会社さんの社長さんと違って三六協定の存在も知ってますし、ちゃんと結んでもおりますw

 

女性だけだから、女性だけのスケールメリットを活かす事も出来ます。これ、うちの会社がこうやったら、うちに勤めている奥さんを持つ旦那さんの会社も、育児の事で悩まずに都合がいいはずで、本当はそちらにもコスト負担していただきたいくらいですw

無理に、形式上の男女平等だけを目指すのでは無く、女性だけのメリットと言うものを活かして、ほぼ女性だけのうちのような会社も、最初から作れるような仕組みがあったらいいのにと最近は思います。

 

最初に書きました、女性専用車両や女性限定割引デーが男性のメリットにもなりえるのと同じように、女性の雇用を極限まで追求するうちのような会社を一から作れるとしたら、それもまた、社会にとってメリットになるのにと考えるのですが、どうでしょう。

 

ちなみに現時点で、新設した会社で女性だけ採用なんてしたら、多分どこかから何か言われて大変な事になるような気がします・・・