yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

「男性差別」とは言うけれど・・・

ネットを徘徊しておりましたら、こんな記事を発見しました。

news.careerconnection.jp

この記事の元になったアンケート、男性差別に関するアンケートと言いながら差別とハラスメントに関する調査を同時に行っており、差別を感じるかどうかの設問の後でハラスメントに関する設問を行うと言う手法で、結果としてハラスメントのアンケートになっております。女性から男性へのハラスメントを感じているような心理状況にしてからハラスメントに関して答える設問をする、実に小賢(こざか)しい方法です。一種の誘導アンケートです。

 

まず、前半の「男性差別」に関してですが、トップとして「痴漢冤罪」が入っておりまして、これは男性差別では無く読んで字の如く「冤罪(えんざい)」以外の何モノでもありません。差別でも何でもありません。

続きまして「レディースデー」「男性更衣室のない施設」「男性使用不可の商業施設」「女性専用車両」などなどですが、しょうもないw

「レディースデー」なんて以前も書いたのですが、むしろこれは「男性へのご褒美デー」みたいなものでして、一緒に行って奢る時にトータルで安く済みますw それともう一丁、「レディースデーだから奢るよ」と言う誘い文句にでも使って下さい。女性だって、ただ奢られるんじゃ付いて行きにくいかもしれませんが「レディースデーだから安いから奢ってくれるって言うなら、まあいっか」となる可能性も大いにございます。そこから先は、行ったお店で各自自助努力で乗り切って下さいw

「男性更衣室のない施設」「男性使用不可の商業施設」この2つ、男性更衣室が無い施設だって分かってるなら忌避するなり、どうしても使いたいならそれなりに準備して行けばいいのに。そもそも、男性に更衣室が準備されていないって事は、男性にはあまり来て欲しくない施設なんでしょうから察しろ。それと、男性使用不可の商業施設って、実際には女性同伴ならOKってところがほとんどですから、どうしても行きたかったら女性と行けばいい。大昔は「女性使用不可」と言うところが多かったんです。例えば、カプセルホテルやサウナなど。

女性専用車両」よく槍玉に挙げる女性優遇の代名詞のような存在になりつつありますが、痴漢冤罪を防止するためには、ある意味では女性にはこっちを使ってくれと言う感じもあります。首都圏は先頭車両が女性専用車両って事が多いので、別に端っこの車両くらいいいじゃないか。関西圏はど真ん中が多いんで、男性はちょっと大変かもしれませんけど。それでも、1両か2両でしょうに。女性専用車両は、体が不自由な方や小学生なんかも使う事を考えたら、若干でも空いている車両は1編成に1両くらい残しておいた方がいいと思います。特に妊婦さんや体が不自由な方は女性専用車両が出来て、ようやく混んでる時間帯でも通勤が可能になったと言う事実もあります。ただ、1点だけ付け加えて欲しい「利用可能な方」がおりまして、幼稚園児までのお子さんを連れた男性も利用可能者として列記して欲しいんです。幼稚園児を連れたお父さんが、あのラッシュの車両に乗るのは大変ですし、小さい子ども連れて滅多なことは出来ません。

 

そして後半の「女性から男性への暴力やハラスメント、男性の性被害は女性と比べて問題になりにくいと思いますか?」の設問に対して「思う43%、やや思う45%」と言う結果が掲載されておりました。これはもう、アンケートの趣旨であったはずの「男性差別」とは別ですよね?ハラスメントは冤罪と同じく、差別ではありません。

まあ、そうは言っても実際に問題になりにくいと言う点は確かでしょう。理由として書かれている「事件化されにくいから」「第三者に相談しづらいから」なんてのもあるでしょうが、一番は「女性が被害者の場合よりも、圧倒的に件数が少ない」からなのは、間違いありません。圧倒的な数の差で、問題になったとしても埋もれてしまって見えにくいんです。

もちろん、被害を受けたと思う場合は、女性男性関係無く救済は絶対に必要ですので然るべく場所に相談をして欲しいのですが、この記事の最後にはこうあります。

 

「被害に遭った際は一人で悩むのではなく、一度弁護士などの専門家に相談することをご検討ください」違う、そうじゃない、普通は公的機関を紹介するもんだ。

 

この記事の大元になったアンケートを行った会社は、日本法規情報でした・・・ この会社、弁護士などの士業へ相談者を紹介する会社です。なんだよ俺、提灯記事にマジ反応しちゃったんかよ(汗;