地方への出張と新幹線と選挙
今日、とある地方へ出張に来ております。先月もこう言うのあったなｗ
俗にいうミニ新幹線の地域でして、まあ確かにミニと言われるだけあって車両は小さいです。普通の特急と同じサイズなんだそうでして、一緒に来ております秘書子７号が鉄道オタクっぽいので、あれこれと説明してくれるのですが、右から左に抜けまして「聞いてました？」って最後に突っ込まれました。僕は君たちの話し相手じゃ無いんですけどね(汗；
このミニ新幹線が出来るとか言ってた頃覚えてますよ。当時は「フル規格にしてほしい」とかの陳情があったり、「ミニ新幹線は新幹線じゃない」とか言う意見もあったり、ニュースでやっていたのを聞いておりました。
実際に乗って思うんですが、ミニ新幹線の地域にフル規格の新幹線通すとなったら大変な地域ですよね。しかも、秋田とか山形で終点なので、お客さんもどれだけ利用したか未知数ですし。ミニで良かったんじゃ無いかなって思います。普段から良く使ってるわけじゃありませんから、勝手な意見かもしれませんが。
あと、長野新幹線*1も当初ミニ新幹線になる予定だったような記憶がありますが、東海地方に何かがあった際の代替ルートとしての役目を負うのであれば、やはりフル規格で良かったのかなって思います。
そう考えると、ちゃんと役目を果たせるように、それぞれに見合った規格を選び作られてるのかなって、日本の政治家もバカじゃ無いんだなって、そこまで飛躍して考えてみました。つまり、その政治家を選んでる日本国民もバカじゃ無いんだなって。
今回の参院選挙、非常に重要な選挙だと思います。与党が過半数では無く、自民単独で改選後議席の過半数が取れるかどうか。そして、公明と合わせてどこまで議席を伸ばせるのか。今後の未来が掛かってると言っても過言じゃ無い選挙だと思ってます。
重要法案も多くが審議待ちになってますし、憲法改正議論も棚上げ中です。参議院は衆議院で否決されればそれ以上の事は出来ませんが、参議院でスムーズに可決されなければ重要法案がなかなか成立せずに国民の生活に影響が出る事も十分あります。もしねじれ国会にでもなったら、それこそ過去の例を見るまでもありません。
確かに与党にも説明が不十分であったり、政策の中には野党の言ってる事の方が相応しいものもあります。完全な与党を待つよりも、そう言う部分は野党の本来の存在意義である、立法府の監視者としての役割を果たして頂ければいいと考えます。
ミニ新幹線って、確かに本来のフル規格である新幹線の高架を降りると、今までの特急くらいの速度でしか走りませんが、始発から乗ったら終点まで乗り換えなしで行くことが出来ます。途中の駅での待ち時間や、乗り換えのための手間や労力は無く、そのまま乗ったままです。
もし、ミニ新幹線の地域がフル規格を頑なに要求していたら、建設まで時間が掛かったり後回しになったり、あるいは計画が中止になったかもしれません。新幹線に乗ってる時間が１時間多く掛かるか掛からないか、ミニ新幹線とフル規格の新幹線ではあるそうですが、その１時間を得るために何年も掛かったり、あるいは全て無かった事になるなら、ミニ新幹線で妥協したのは実があった事だと思います。
繰り返しになりますが、ミニ新幹線を適所で選択出来る日本の政治家はバカでは無いし、その政治家を選択出来る日本国民はバカでは無い。今回の参院選でも、正当に選挙された国民の代表が選ばれるように期待しております。
たまに政治目的で駆り出される（借りだったりｗ）と、疲れるわ(汗；
