敬える人がいる事は、幸せな事
それほどタイに行く用事もなくなり、先日タイ発で残っていた航空券を全て使い切ったところなのに、ちょっとした用事ができてシンガポールに行ったついでに寄ってきました。
シンガポールからバンコクくらいなら、格安航空会社のLCCでもいいのですが、レガシーキャリアのタイ国際航空(TG)なんかでもシンガポールからの往復なら金額的に大して変わらず、LCCだとバンコクに到着する時にスワンナプームではなくドンムアンだからなんとかかんとか言いながらTG乗るのは、スターアライアンスの陰謀にまんまとハマっている感じもありますwww
えっ?スクートでもスワンナプーム行きある?見えない、目が!目がぁww
タイに行くと、現地でお支払いはタイバーツです。当然です。タイ、今までよく用事があったので、シンガポールの事務所にタイバーツが置いてありまして、毎回行く度に両替なんてしてなかったんです。これもよくある話しです。
これは1,000タイバーツ紙幣で、日本円で3,000円くらいです。
このラーマ9世陛下の肖像を使っている紙幣は旧紙幣でして、今はラーマ10世陛下の肖像に変わってます。
シンガポールの事務所に置いてあったタイバーツは以前両替したままなので、旧紙幣しか無いんです。もちろん価値も同じで、使うのには全く問題ありません。
紙幣の肖像が変わったのは昨年で、もうタイ国内では随分と新しい紙幣に入れ替わっているようで、お釣りでもらう少額紙幣もラーマ10世陛下の肖像になっている新しい紙幣ばかりです。
バンコク行く度に行く、事務所の近くにある掘っ立て小屋のような商店がありまして、そこでよくパンとか菓子とか買うんです。商店のオバちゃんも、たまにやってくる変な日本人と認識はしてくれてまして、何言ってるのか分かりませんが話しかけてくれるんですww
いつもは、200バーツとか300バーツとかの買い物なので細かい紙幣や硬化で支払いするんですが、今回ちょっと色々と買ったので、1,500バーツくらいになりまして、シンガポールから持ってきたピン札の1,000バーツ旧紙幣を2枚出してオバちゃんに渡したところ、オバちゃん私から受け取った、ラーマ9世陛下の肖像が描かれた紙幣を持ったまま手を合わせたんです。
タイ国民の中でラーマ9世陛下は、今でもここまで敬われるお方なんだなと、そして、そこまで敬える人がいる事は、幸せな事だなと思いました。