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日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

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台風で遅延

本日、シンガポール出張から帰国しました。何もこの台風で凄い時に帰って来なくてもと思うのですが、やはり出張先で過ごす週末より、家で過ごす週末の方がいいです。


今日、もともと私が乗る予定だったのはシンガポール航空632便、シンガポールチャンギ国際空港発-東京国際空港羽田空港)行きです。

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結果としては、もともと3時間遅れで到着したのですが、あの台風の予想進路と暴風域予想で、登場する便を変更しておりました。それが、シンガポール航空12便、シンガポールチャンギ国際空港発-成田国際空港行きです。

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こちらも結果としては約2時間半の遅れで到着しまして、シンガポールでチェックインしたのが朝の6時過ぎ、搭乗したのが12時過ぎで、成田に到着したのが20時ころ。トータル時間としたら、欧州やアメリカから帰国するのと同じくらいかかりましたww


なぜ成田行きに変更したのかと言えば、台風の進路的に羽田が閉鎖になる可能性があった事が一番でして、羽田が閉鎖になると近くまで来ていた飛行機については成田に一時的に着陸となるでしょう。ただ、台風の通過は普通の天候予想より遥かに高精度で可能なため、羽田から成田に目的地変更よく言われるダイバートとはならず、一時的に成田に着陸して天候回復を待ち、最終的には羽田に向かう事になるかと思われます。だったら、最初から1時間到着が遅れる事が分かっていても、成田行きに乗った方がいいです。

それと、このシンガポール航空12便と言うのは、シンガポール発・成田経由・ロサンゼルス行きなんです。もし、シンガポールから成田に飛ばせないとなると、その段階で、今日の成田からロサンゼルスの便、現地発今日(実質明日)のロサンゼルスから成田の便を欠航させる事になりまして、大損害になるんです。

これは、経営的に絶対に飛ばします。例え羽田行きの便を全部欠航にしようと、これだけは飛ばすでしょう。成田の閉鎖が23時ですから、到着して再出発させるまでのターンアラウンド時間、どんなに短くても1時間を考えたら、成田に22時までに到着する事が可能だったら、必ず飛ばします。もし、到着が22時を若干でも回る事があったとしても、成田第一ターミナルのスターアライアンス系航空会社の総力を結集して23時までに飛ばすでしょう。

台風の進路的に、22時に成田に到着は特に問題なく可能そうな感じでした。

 

実際この2つの便も、ここまで遅らせる必要は無かったと思うんです。ただ、天候理由で遅延が発生した場合には定時発着率の計算に影響しないため、なにか別の理由があって遅延させても大丈夫と言う大人の事情が絡んでいるような気がします。考えられる理由としては、元々この2つの便に搭乗させる予定だったフライト・クルーを別の便に搭乗させ、別の便に搭乗予定だったフライト・クルーを充てがい、フライト・クルーの効率的な運用を行ったのか。

あるいは、搭乗予定のお客さんを空港内に放しておきますと、免税品の売上が上がるとか、実際、いつも搭乗する時よりも免税店の袋を持っている人が多かった感じです。免税店で買い物しても航空会社にメリット無いんじゃないかって?いやいや、空港で買い物する時ってファーストフード店とか以外ですと、免税になるならない関係無く、制限エリアのお店ではレジで航空券を提示させられません?あれ、何をチェックしているのかと言えば利用航空会社でして、会計時にレジに入力してます。

航空会社としては、制限エリアで買い物をされると追加で荷物を持ち込まれる事になりますから、燃料費が余計に掛かる事になりまして、ですので制限エリアにあるお店でお客さんが買い物をした際には、売上の一定額を航空会社が受け取っているわけです。つまり、買い物してもらえば航空会社も儲かると言うわけです。

まっ、本当は、天候理由で3時間遅延だったんでしょうけどw


シンガポール航空シンガポールが本拠地ですから、航空機材のやりくりは難しく無いでしょうし、ギリギリのタイミングで飛ばして目的地に着陸出来ずに代替空港へ一旦着陸とかなるなら、もう1時間や1時間半、出発時間を遅らせてタイミング的な意味で安全策を取った方がいいと言う判断だとは思います。

そうすると出発までの時間が随分と長くなるので、お客さんが免税店でお買い物・・・(以下堂々巡りw