子どもには分かる
本日ちょこっとお出かけしまして、いま帰りの新幹線の中です。それにしても、東海道新幹線の「のぞみ」以外は、いつ乗っても外人さんが多いです。今日も行き帰り共に外人さんが多い多い(汗; 成田空港でピックアップし成田エクスプレスに乗せ、そのまま東京駅で新幹線に乗換える案内をしているランドさん(現地係員さん)もいるそうでして「だったら最初から関西着の飛行機乗れよ」みたいな感じもあるんですが、やはり、どうしても外国から来る観光客の方にとっては「新幹線&富士山」なんでしょう。外人さんが多いと言う事で、のぞみに乗っていない事を軽くカミングアウトした感じではありますw
行きの新幹線、今日は朝早い時間帯では無く、出張のサラリーマンの皆さんは少ない感じでした。私も時間が早いと新幹線に乗ってすぐに寝たりするのですが、今日はやっておきたい事がありまして座席でノートパソコンを広げておりましたら、前の方から視線を感じるんです。「?」と思って見回しても誰も見ておらず、ノートパソコンの画面を見ておりますと、やっぱり視線を感じるんです。よ~く確認しますと・・・
肘掛けの間から覗かれてるww
小さい顔が座席と座席の間、ちょうど肘掛けの間の隙間から見えておりました。3歳くらいの女の子でしょうかね。全く騒いだりしていなかったので気が付きませんでした。「どうした?」と声をかけますと、パッと隠れてしまいまして、ノートパソコンでしばらく仕事をしてますと、また、そっと覗いて来ますw
トイレに行く風を装い、その子の座ってる座席の様子を伺ってみますと、お母さんと思われる方は通路側で赤ちゃんを抱っこして寝ておりまして、窓側でその子が絵本のお店やさんを開いているような状態になっておりました。
座席に戻ってノートパソコンで続きをしておりましたら、今度は座席と座席の間から、なんと絵本がこちらに差し出されてきまして、どうしたものか一瞬悩んだんですが、邪険にして突っ返すのも可哀相なので「おじさん、読んでもいいの?」と聞いたところ、小さく頷くので、一通りパラパラとめくり「ありがとう」と言ってお返ししますと、間髪入れずに次の絵本がやって来ます。何往復かした段階でようやくお母さんが気がつきまして、お子さんに止めるように言い、こちらには丁重に謝られたのですが随分とお上品なお母さんでして、かえってこちらが恐縮してしまうくらい(汗;
お母さんが言うのには人見知りなくらいの子なので、普段は全然そう言う事はしないお子さんなんだそうです。多分、本能的に「大丈夫そうな大人」か「ダメそうな大人」か、子どもには分かるんでしょうね。
全然口は開かなかったその子ですが、お母さんとそんな事を話してましたら初めて話しかけてきまして「おじさんのうちの赤ちゃん、何歳?」って聞かれました。いや、適当に言ったのかと思って「まだ、生まれたばかりだよ」と答えましたら「やっぱり。だと思った」と言うのです。「どうして?」そう聞いてみたところ「だって、赤ちゃんの匂いがしたから」だそうです。
子どもには分かる匂い?
もしかして、それで「大丈夫そうな大人」だと判断した?
別の列の座席に座ってても、赤ちゃんの匂いした?
同じ3歳くらいでも、女の子は進んでるのか、その子がちょっとおませさんだったのか。あるいは、特殊な嗅覚を持ってる子なのか。
ちょっとビックリしました。