yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

教育資金2

いま海外出張中ですが、今日はちょっと全然違った話題です。 

 

先日、こんな事をブログで書きました。

yuan2.hateblo.jp

保険屋さんに聞いたら絶対に売り込まれるだろうし、独立した信用出来るファイナンシャルプランナーなんて日本じゃなかなかお目に掛かれません。とりあえず、適当な学資保険だけ入って、それ以外は普通に貯蓄し、勉強していくしか無いのかな? 

と言う事なんですが「だったら売り込ま(め)ない人に相談すればいいじゃ無いか!」となりまして、気がついたんです。

外国で相談すれば、売り込めない! 

 

 

土日でもシンガポールの一部の銀行では、住宅や教育資金に関して相談窓口が開いておりまして、銀行の担当者では無く専属のファイナンシャルプランナーさんと相談が出来たりします。事前に銀行の担当者さんに連絡して予約をしておきまして、チョコっと行って来ました。 

「双子で同時に育つ事、理系の大学に行きたいと言われても対応したいと言う事、大学院と言われても学費くらいまでは出してあげたいと言う事」あと、収入状況とか、日本の学費がどれくらい掛かるのかとかの情報も事前に担当者さん経由でお伝えしまして、作って頂いたプランが・・・

・円,米ドル,ユーロ建て国債を組み合わせたインデックスファンドの積立

・全世界分散型株式投資信託

・純金積立

・保険期間を段階設定した一時払い死亡保険

凄い、うちの子の教育資金なのに、なんて言う超グローバル(汗;

 

まず、一番上の「国債インデックスファンド」は、とにかく安定です。今は金利が低いですが、マイナス金利の極端な国債以外は額面割れはありません。実際、国債の組み合わせによるインデックスファンドは、為替差損と短期解約以外ではマイナスにはなりません。もし、インフレで物価が上昇したとしたら、金利が大きくなるのでインデックスファンドの基準額も上がり、インフレへの対応も出来ます。

次に「全世界分散型株式投資信託」ですが、積極的に運用益を目指していくものです。これで、インフレ対応と同時に積み立てた以上の収益を目指すと言う事です。しかも、世界中に分散させる事で、ある国でのバブル崩壊などのリスクを分散させる事が出来ます。そうは言っても世界的に不況になりますと、世界同時株安なんかの状況にもなりまして、そこで不況の時に値を上げる純金を積み立てておき、株式投資信託で仮に目減りした時に対応すると言う事です。当然、金ですのでインフレ対応はこれでも可能です。

最後に「保険期間を段階設定した一時払い死亡保険」が一番意味が分からないと思うのですが、私が万一亡くなった時に教育資金を残すために、やはり保険は必要と言う事なんですが、年々教育資金の積立が進んで行きましたら、必要になる死亡保障と言う物も少なくなるんです。それが上手に設定されているのが学資保険なんです。で、同じような効果を設定するために、20年間の定期死亡保険、15年間の定期死亡保険、10年間の定期死亡保険、5年間の定期死亡保険と4種類くらいを契約しまして、最初の5年間は4つ全部の保険が効くように、その後5年毎に3つ、2つ、最後は20年間の死亡保険だけが残ると言う事です。

つまりこれ、

我が家専用の学資保険を作ったわけですねwww

 

 

事前に銀行の担当者に概要は伝えてありまして、ここまでの説明が15分から20分くらいでした。で、シンガポールの銀行さんではこう言う相談は顧客サービスでやっているとは言え、やはり銀行さんですので、この相談が終わってから担当者からかなり売り込まれました(汗;

ええ、ファイナンシャルプランナーさんから売り込まれないと言う当初の目標は達成出来た感じでしたが、やはり無料と言うのには必ずデメリットがあると言うのを再認識させられたわけですw 

 

ただ、さすがシンガポールの銀行さんが提示してくる金融商品だけあって、日本とは比べ物にならないくらい手数料が安く、しかも過去の運用実績も凄いのが並んでおりました。中には、年利6~12%の間を上下しながらも、この不況だと言われている中10年以上運用しているファンドとかもありまして、よく検討したいと思います。

確かに、これを見てしまいますと、日本の学資保険では物足りないなとも思うわけですが、逆に言いますと、あれだけの巨額を集めて着実に運用出来ているかんぽ生命も大したものだなとも関心するわけです。

 

とりあえず、手ぶらでは帰してくれなそうな雰囲気でしたので、少しだけ運用実績の良い担当者オススメの投資信託を買っておきました。いや、ハッキリ言って買わさせられました(汗;