東京駅で人気お弁当の記事見ながらニヤニヤ
ニュースを見ておりましたら、こんな記事がありました。
東京駅に隣接しております大丸百貨店で、2016年に売れたお弁当のランキングです。まだ、2016年終わってませけどねww
この記事を読みますと、1位が「ミート矢澤・黒毛和牛ハンバーグ弁当・1780円」を筆頭に、10位までに1000円以下のお弁当は3つだけ、しかも980円を除くとなんと「崎陽軒・シウマイ弁当・830円」だけです(汗;
随分と、高いお弁当が売れるんですね。
このお弁当を売っております「大丸お弁当ストリート」ですが、1日で約1万食が売れるんだと記事に書いてあります。1位ミート矢澤・黒毛和牛ハンバーグ弁当が年間8万5千個販売したとありますから1日平均約233個販売した事になりまして、このお弁当だけで1日の売上は約41万円と言う事です。セブンイレブンを除く平均的なコンビニ1店舗あたりの1日の売上って、だいたいこんなくらいじゃありませんでしたっけ?
これ記事に出ているお弁当を全部計算しますと、10位までのお弁当だけで1日平均1236個の販売で約180万円の売上、平均単価が1469円となります。
1日約1万食売れると言う事ですので10位までのお弁当の構成比が約12%となり、この手の商売としては上位に占める割合が少ないのですが、準備できる数や売り切れ時に他の商品への誘導・振替販売が不可能では無いお弁当と言う事を考えますと、こんなものでしょうかね。
場所柄、上位に高額商品が来ているであろう事を考えま と、全体の平均単価はもう少し低いでしょう。それでも、ここのお店でパっと見た感じ、他のお弁当でも高額な物が多いので1469円の7掛けくらいですかね?すると1028円となりまして「はっは~ん、大丸は単価1000円を維持しようと頑張ってるのかな?」と思うわけです。
1日1万食で単価1000円ですと1日単純に1千万円の売上でして、年間にしますと36億5千万円。出店形態は「売上仕入」と言われる、売れただけ大丸にパーセンテージで支払う契約でしょう。地下である事、食品である事からすると、原価率は80%設定くらいでしょうかね?すると大丸は、1日当たり200万円の粗利益を出している事になります。
このお弁当ストリートですが、全長60メートルと記事にありまして、横幅は感覚的に10メートルくらいでしょうか。600平方メートルですと、坪に換算して約180坪、1ヶ月30日として月間の売上が3億円で粗利高が6千万円ですから、それぞれ坪当たり売上約166万円と坪当たり粗利高33万円になりまして、コンビニの月間坪当たり売上が約45万円と比べても、いや比較になりません。
場所柄、百貨店が持つ店舗コストも半端ないと思いますが、それにしても随分と儲かっているようです。電卓叩きながら(実際にはエクセルですけどw)ニヤニヤしてしまいました。
金(かね)勘定って、なんかニヤニヤしますよねww
結局、年内にもう一度マン島に行きたかったのと、できればアメリカ&メキシコに行きたかったんですが、もうこんな年の瀬を迎えまして、ちょっと無理かな。
今晩出発の便にて年内最後になるであろう(なってほしい)海外出張、シンガポールに行ってまいります。