足切った、朝起きたら血の海だった
出張に行っておりましたシンガポールのホテルでの出来事です。
夜、外で人と会いましてお酒を少々飲んで部屋に帰りました。靴脱いでソファーに座ろうと思ったところ、ちょっとフラフラっとしてソファーの脚の部分に私の足と言うか、足の指が当たったんです。
大して力強く当たったわけでは無かったのですが、なんと、ソファーの脚の部分から金属製の部品が飛び出しておりまして、私の足の指に刺さりましたw
その場にまだ秘書子がおりましたので「ホテルの人に、ここ危ないからって言っといて」とお願いしまして、その日はそのままシャワーも浴びずに寝たんです。
翌朝、起きたら足の方が何かヌルヌルするんです。なんと、昨日のソファーの部品が足の指に刺さった部分から大量の出血(本当は大した事ないw)で、ベッドが血の海と言う感じで(汗;
まず最初に思ったのが「これ、絶対に賠償って言われるだろうなあ?損害賠償保険使えるかなあ?」って事でした。 ただよく考えてみたら、ホテルの備品のソファーで怪我した結果なんだから、過失相殺でドローに持ち込めないかなとw
とりあえずホテルの人を呼ぼうと、恐る恐る電話してみたところ「ソファーでの件、足の方は大丈夫でしたでしょうか?」と。
これは、ドローどころか我的胜利?(俺の勝ち?)
みたいな?w
電話交換の方は中国語はあまり得意では無い方でしたので、中国語得意なアシスタントマネージャーさんが至急部屋までいらっしゃると言う事で、こちらも英語が得意な秘書子を大至急呼びましたところ「まだ、まだ全然準備出来てないんですけど、髪の毛ボッサボサですけど」と・・・、準備完了してから来て頂く事にしました。
やって来られたアシスタントマネージャーさん、まあ、いつもの方なんですが、ベッドの血の海を見まして「哎呀(アイヤー)」とww
あまりにも血の海で言葉が続かず「那个・・・(ネイガー)」と絶句で止まってしまいました。ちなみにこのアシスタントマネージャーさんはシンガポール人ですが中華系では無く、私と同じように学習した中国語なので驚きや言葉を失った表現も、あえて中国語で表現しているのは分かってはおりますwww
とりあえず、アシスタントマネージャーさんが「病院行きましょう、病院」と言うんですが、さすがにもう出血も止まってますし、実は大して痛くないんです。深くは切れてはいるようなんですが、恐らくはお酒を飲んでいたせいもあって出血が多かったのかと思うんです。
アシスタントマネージャーさんに呼ばれて後からやって来たお偉いさんが、もうそれは大層な謝罪の仕方で気の毒なくらい。ただ、やはり謝罪している部分は「ソファーの金属が飛びてていた部分」に関してで、後で仮に訴訟問題になった時の事は頭にある様子です。
この後、小泉今日子さんが主演だった映画のタイトルが如く「病院へいこう!」と言われたのですが、本当にもういいのでとお断りし「そちらの求めるがままの書式で示談書にサインするから、ソファーの金属が出ていた事も、怪我の事も、ベッドが血の海になった事も全部終了しましょ? 」と提案したところ、それでOKでしたw
いやあ、実際に足の怪我は大した事無いと言うより、今でもパックリと割れてるのですがほとんど痛くないんです。それにしても深くは切れているので、恐らく血管まで行ってしまったんでしょうね。
ネットで怪我の写真をお見せするのも微妙なところですし、直接ご覧になられたい方がおられましたらお申し付け下さいwww