yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

就職

この春大学を卒業して就職予定だった方の就職内定率は、2月1日時点で過去最高の91.2%だったそうです。 

www.mhlw.go.jp

 

ハローワークにおける有効求人倍率が、バブル絶頂を超える1.5倍以上になっておりますが、大学新卒者の就職内定率が100%になりません。

www.mhlw.go.jp

 

それどころか、大学新卒者の就職内定率と言うのは「調査時点で内定が出ている者を、就職を希望している学生で、除した数」ですので、調査が年度末に近づくにつれ「内定出ないからもういいや」と就職を諦めてしまう者が多くなり、オートマティックに内定率は上昇すると言う、まことに都合がいい調査です。

10月から始まり各月1日時点での数値で、12月、2月、そして最終的には4月1日でその年度の調査が終了です。4月1日は例の変な法律で3月31日に終わる年度に属する日となりますので、ここが最終日です。

 

超売り手市場と言われている今、2月1日現在の数字を額面通りに信じても100人中8人の大学生は4月から働く会社が決まって無いと言う事になります。実際にはもうちょっと多いでしょう。

この調査結果なんですが、分母数として人数が明示されているのは「大学+短大+高専の卒業予定者数」と「高校の卒業予定者数」だけで、簡単には分母を特定されないようになっております。ただ、最初から進学希望などで「就職を希望していない者」も含めた「大学卒業予定全体に占める内定者の割合」が10月の調査結果におきまして、59.4%と示されていました。同じ10月の調査結果で大卒予定者の内定率は75.2%ですから、この差が、本当の意味での「就職を希望していない者」になるんでしょう。細かい数字を計算しだすとややこしくなりますが、およそ10~15%程度だと思われます。

ですので、2月1日時点で大卒予定者の内定率91.2%から10%程度引いた80%前後が本当の意味での内定率と言うか、就職率になるのではないでしょうか。2月1日から4月1日までに就職先が決まる者もいるでしょうから、それが超適当に5%だったとして、この春に大学を卒業して本来は就職したかったけど出来なかった者は、全体の15%くらいなのかなと。すると、100人中15人は就職出来なかったと言う事になります。 

 

「だから何?」と言われそうなんですが、この売り手市場と言われる今でも、自分が働きたいところが決まらずに就職出来ない者が大勢いると言う事です。

 

さらに「だから、何なの?」と言われそうなんですが、今年も妥協してうちの会社に就職してくれた皆さんが、明日4月1日付で入社して下さいますw 

 

新卒採用始めて3回目の春です。過去に、新卒で入社して退職した者はマダ1人もおりませんが、本当に自分がやりたかった仕事、勤務したかった会社へのチャレンジが成功したら、いつでも笑顔で見送る覚悟はあります。

ただ、出来たら「結婚して、彼の転勤に付いて行くので」と言う方が嬉しいかなと思うのは、40過ぎのオッサンだからなのか。今の若い人に言ったら、男女差別だと言われるのでしょうかね?