来週のボーナス
通常、12月10日がボーナス支給日の企業やお役所でも、今年は金融機関営業日の関係で8日金曜日が支給日となるところが多いかと思います。
うちの会社でも8日に支給となる予定でして、既に賞与計算も終えてますので自分がいくら貰うのか分かってしまった皆さんが浮足立ってまして、ナニを買うとか、ドコへ行くとか、まあウルサイことウルサイことw
どんな事をナリワイとしているのか詳しく明かしてないうちの会社ですが、それでも昨今は何かと景気が良い業種でして、恐らく過去最高額をもらう人が多いのではないでしょうか。
うちの会社には労働組合は無く、何か決める時にはその都度全員に集まってもらうようにお願いしまして、いわゆる労使協定を締結しております。労働組合を会社側から作って下さいとお願いするのも意味合い的に変ですし、現在の従業員の皆さんも労働組合を作りたいと言う気も無いようですw
先日も労使協定するんで集まってとお願いしましたところ、珍しく出席率が良く、9割以上の方が集まってと言うか、仕事終わった後で残ってくれました。中には「残るなら残業代出ますか?」とか言っていた、労使協定の意味合いを全く理解出来ていない者もおりましたが(汗;
何を決めたのかと言いますと、ボーナスの算定方法の変更についてです。今後、日本だけで無く世界的に経済が更に上向きになる可能性が高く、ボーナスの算定方法を見直してみましょうと言う事です。まあ、だから出席率が良かったと言う事もあるんでしょうw
今までのまま、業績にはあまり連動しない安定したボーナス≒どんなに会社の業績が良くなってもボーナスの金額は変わらない
のままにするのか、それとも
業績に連動したボーナス≒会社の業績が良くなるとボーナスの金額は増えるが、業績が悪くなった時にボーナスの金額は減少する可能性がある
のどっちがいいのかと言う事です。会社としては前者の方がいいと思うでしょう?
ところが、会社としては後者の方をお願いしたいんです。つまり、業績がいいときに従業員のボーナスを増やすと人件費として経費計上できますので税金が減ります。差し引きで言えば税金が減るよりボーナスで出る金額の方が多いかもしれませんが、業績がいいので現金もありますから特に問題になりません。かえって、業績が悪くなった時にボーナスの金額を抑えられると言う方がメリットなんです。あっ、役員は凄く儲かったからボーナスいっぱい支給ってのはダメですからね。役員賞与はいくら支払っても経費計上出来ませんので、税金が安くなりません。
モデルケースなんかも提示しまして、現行の安定したボーナス支給方法をAパターン、業績連動型をBパターンとして、Aパターン半分Bパターン半分の折衷案をCパターンとしましたところ、出席者の8割がCパターンを選択しましたww
いや、これも日本人的にはよく分かるんですが、いいとこ取りしたいからって事でしょう。良く言えば、損をしたくないから最初からデメリットを半分だけ受け入れると言った方がいいでしょうか。
今回のボーナスまでは、以前からのAパターンの計算方法ですので業績にあまり連動しない支給となっておりますが、それでも過去最高だった人が多かったので「今回からもしCパターンだったら」と言ってる人もいるようですが、それは・・・