yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

今後パスポートは、どう進化なさるおつもりでしょうか?

突然ですけど、パスポートって冊子状じゃないですか?あれ「国際民間航空機関」英語名の省略形で通称 ICAO って言う、名前だけ聞くと航空会社の組合みたいな感じですが列記とした国連の機関でして、ここが定めた書式に従って各国が独自に発行しております。ですので、空港なんかで外人さんが持っているパスポートを見ると、表紙の色やデザインが違っても、大きさは同じ感じですよね?あれ、同じ大きさでないと、入国審査や税関検査の時に読み取る装置が標準化出来ませんので、多少の余裕は設定されているようですが、ほぼ同じ大きさです。

 

ところで、これ何で冊子なんですかね?

スタンプ押すから

・ビザ貼るから

ええ、まあそうですよね。

でも、まず「スタンプ押すから」ですが、私が海外に行く時

・日本の出入国

シンガポール出入国

・香港の出入境

この3ヶ国と言うか、国と地域と言うかでは入国も出国もスタンプがありません。ので、日本を出国してるのか帰国してるのかすら、パスポートを見ただけでは分かりません。 

次に「ビザ貼るから」ですが、世の中の流れ的に今後は電子ビザが主流になってくるでしょう。実際、私の場合

・オーストラリア 商用10年

 

このビザは、パスポート番号とリンクされているだけで、シール状のビザは貼られておりません。

 

このパスポートなんですが、ICAOの策定した書式通りに作ったものでしたら、国連に加盟する全ての国で有効なパスポートとして認められると言うだけで、それ以外にも国と国同士で承認し合えば、お互いにパスポートとして認める物を別に作る事も可能です。

アメリカでは、なんとこんな物がありまして

カード券面に記載の通り「パスポートカード」と言うもので、現在はカナダ・メキシコ・カリビアン・バミューダで使えます。逆に、それ以外の地域ではメンコと一緒ですww

そして、ついには「別に、カードで無くてもいいんじゃね?」と気が付いてしまったアメリカ人は、なんと・・・

www.mobilepassport.us

はい、上記のサイト読んで字の如く「モバイルパスポート」 でして、Android の場合は普通に Android Market から、iPhone の場合は普通に iTunesStore からダウンロードして、登録して使います。まあ、アメリカの出入国でしか使えませんけどねw

 

ナショナルIDカード(国民カード)を発行している国や地域で、カードを使った出入国を行えるところでしたら、日本もカードを発行して相互利用させれば、いいと思うんですよ。アジア圏ですと

・香港

シンガポール

・台湾

マカオ

・韓国

など。既に、このうち幾つかの国や地域では、相互に使えるようになっているところもあります。例えば、香港IDで韓国に入国するとか。 

 

いずれ世界中がこのような波に飲まれ、ICAOでパスポートカードの仕様が策定される事になるでしょう。日本の場合、そこまで待たないとダメかな(汗;