yuan² は、中国語で "元" の発音(pinyin)です

日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

土日はスーパーのポイントアップデー

我が家のあるマンションからは少し離れているところにあるスーパーなんですが、土日に2000円以上の買い物をしますと、平日に使えるクーポン券がもらえます。

しかも土日はポイントアップデーでして、うちの奥様は必ず買い物にまいります。2000円で1枚クーポン券がもらえますので、2000円丁度の買い物が一番還元率が高く、なるべく2000円単位になるように計算してお買い物をします。

うちの奥様が1人で行った際に2000円分以上買うときには、以前は一旦レジで精算した後で、店内にある100円ロッカー(返却式)に買った物を預けてから、再度2000円分のお買い物をしていたようですが、最近では「もう、面倒くさい」と言う事で、2000円単位になるようにカゴを分けましてレジに行き「これ、別々に精算してください」と、一回で終わらせる進化を遂げてます(汗; 周りを見ますと、カゴ2つ3つと分けて精算している主婦の方も結構おりまして、もうこれ2000円毎に1枚とかにした方がレジの方の手間が無くていいのでは無いでしょうか?(汗;

 

土日ですと、旦那さんが一緒に来たり家族総出で来たりして、一杯の買い物をされている方も大勢おられます。なぜ、土日で黙ってても売れる日に、スーパーはポイントアップをわざわざするのでしょうか?しろうと目には、平日のお客さんが来ない日にポイントアップをして客寄せした方がいいと思うのですが。

この答えは、全然役に立ってないMBAとか言う無駄な学歴があるFX専業(id:fxse)さんに、以前教えて頂きましたw 

1.購入決定権の大きなご主人が一緒の時に、ポイントアップと言う購買意欲を増すキャンペーンを行う事で、売上をアップさせる。

2.ポイントアップをする事で、現金を消費させキャッシュフローを高める。

負け惜しみでは無いのですが、1番はなんとなく分かってました。ただ、2番は全く思いつきもしませんでした。

 

これ、2番はどう言う事かといいますと「売上が見込める日=客単価が高そうな日」には、心理的に貯まっているポイントを全部使ってしまいたい衝動にかられる人が多く、そのポイント消費を抑制するために、あえてポイントアップをするんだそうです。つまり「土日に販売する商品の仕入れ代金を週明けに払わないといけないので、現金を多く欲しい。ポイント使われたら現金が手元に入って来ない」と言う事で、月末や決算前にポイントアップを行うスーパーなんかも同じで、もっと言えば航空会社がマイレージアップを行ったりするのも、決算対策と言う時もあるようです。

当然、これとは別に「競合他社がやっているので、対抗して」と言う消極的な理由もあるそうですけど、これは経済学やマネジメントとはちょっと違うので割愛します。 

 

ポイントもマイルも、顧客に与えれば与えるほど会社としては負債が増えていきます。ただこれ、金利が全く掛からない無利子負債でして、本来でしたら100円で売れる物を101円で売り、1円をお客さんから借り入れて1ポイントと言う単位でお客さんに買い物で行使する権利を与えているとも言えます。

今の低金利時代は、銀行から借り入れても大した金利になりませんが、アメリカなどでポイント制度やマイレージ制度が拡大した時代、銀行での借り入れ金利が10%を超えるような時代だったそうでして、そりゃ企業にとってポイント制度やマイレージ制度は、無利子で借り入れが出来る打ち出の小槌のように思えたでしょう。

 

そしてうちの奥様は、せっせと貯めたポイントは全く使わないので、つい先日「使わないの?」と聞いたところ「つかったら、なくなっちゃうじゃん」と言われまして、これどこまで貯めるつもりなんでしょうか?(汗;