人の生死と子ども
今日、会社の関係で不幸がありまして、新宿の方まで行ってまいりました。人が亡くなると、その方と直接の関係が無かったとしましても、色々と考える事があります。そもそも、どなたかが亡くなって駆けつけている以上は、亡くなられた方と直接の面識では無くてもその方との繋がりがあったわけでして、今回の場合は子会社で働いている女性の旦那さんでした。
「通常は」と言うべきなのか、「本来は」と言うべきなのか、あるいは「規則上は」と言うようなまるで大義が烏滸(おこ)がましい言い方でいいのか・・・ いつもでしたら子会社の従業員自身ならともかく、その配偶者の方が亡くなられましても通夜やお葬式、ましてや亡くなられた直後に伺う事はまず無いのですが、今回はその子会社の社長がたまたま出張中であったのと、私の予定が割けそうでしたので伺ってきました。
まだお子さんも成人には程遠く、先日の社内旅行の時にも母子で参加してくれてました。もうその時には旦那さんは入院されてましたが「たまには子どもに楽しい思いをさせてあげられて良かった」と仰っていた事を思い出しました。
この日本と言う国は、日本人が悲観するよりもまだ立派に福祉が機能している国です。未成年の子を一人前に出来るまでは、なんとか頑張れるところまで応援してくれる福祉がある国です。この国に生まれて良かった。この国で子どもを産んで良かったと、従業員でありお母さんである彼女が思ってくれるように願っております。
私が帰る前にお子さんがしっかりと挨拶してくれまして、この子にどうしても言っておきたい事があったので、それだけ伝えて帰ってきました。
今日これから来る他のお客さんで、お父さんの事を「キミのお父さんだった人」って言う人がいるかもしれないけど、それは間違いだからね。キミのお父さんは亡くなっても、ずっとずっとお父さんだって言う事は変わらないんだからね。お父さんが居なかったらキミは生まれて来なかったんだ、だからお父さんが亡くなっても、そのうちずっと未来になってキミが亡くなってからも、それでもやっぱりキミのお父さんは、キミのお父さんのままなんだから。
既に何人かの弔問客に「お父さんだった人」と言う言われ方をしていたので、それが気になって気になって。そう言う時だからこそ特に、子どもに対しての言葉に大人は注意して欲しいと願います。
さて、話は全然変わるのですが、ネットでニュースを見ておりましたらこんな記事がありました。
カナダに到着しましたケンブリッジ王太孫殿下に同行しておりましたジョージ王子殿下が、カナダの首相にハイタッチを求められ拒否し、困った首相は再度握手を求めたらそれも拒否されたと言う記事でして、なんとも可愛らしい冷遇ですw
3歳と言う事を考えますと、何かイヤイヤスイッチが入ってしまったら、一国の首相だろうが曾祖母であるエリザベス女王陛下であろうが、嫌なものは嫌でしょうw
それにしても、このカナダのイケメン首相ですが、自分の国の国家元首であるエリザベス女王陛下の曾孫であり王位継承順位3位を持つ、王太孫の第一王子(日本語で対応する言葉がありませんが造語するなら「王太孫世子」になるかと思います)にハイタッチを求めるとか、世が世ならその場で処刑モノですよ(汗;
それにしましても、3歳くらいってこんなにカワイイんですね。まだ生まれてないけどうちも早く出てきて、そして早く3歳になって、 そのまま3歳固定でしばらくいてほしいww いや、双子だからどっちにしろ早く出て来る事になるのに、その上更に早く出てきて欲しいなんて言ってたらヤバイな(汗;