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日常のつぶやき + 会社での出来事 + 奥様観察日記

皆さん最近、コメント欄を承認制にするのが流行ってるようなので、私もコメント欄をゲスト可の承認制にしてみました \(^o^)/

グレーターロンドン

いま、英国夏時間で9月8日午前1時半くらいです。日本では同日の午前9時半、オーストラリア東部時間では午前10時半くらいです。

 

えっと、実はマン島にまだ行かれておりません。ちょっとした「のっぴきならない御用@ロンドン」が発生しまして、ちょうど私がこっちに来たのが、良いタイミングだったのか何なのか・・・

前回マン島に行った時と違い、今回のタイムスケジュールはある程度幅があるので特に問題無いので、このまま暫く、暫くと言っても数日だとは思いますが、ロンドンにおります。

 

誰かさんにも言われたのですが、私って「事件体質」みたいな感じがありまして、それでも解決出来る事が先に発生してくれてしまうのでしたら、それはそれでいいのかなって。例えとしたら適切で無いのですが、食品工場で異物混入を何度も何度も発見する人がいたとしたら、その人は「おまえが居ると、異物でるよな」的に茶化して言われるかもしれませんが、世に出荷してしまう前に発見出来てよっぽど良い事なわけです。

 

 

タイトルの「グレーターロンドン」ですが、イングランドの一つの州としてカウントされている、一般的にはロンドンがある場所です。このグレーターロンドンの中に、あの有名なシティ・オブ・ロンドン、通称シティがありまして、それ以外にも30以上の区があり、グレーターロンドンを構成しております。言ってみれば、日本で言うところの「東京都」みたいな感じですね。

ただ少しだけ違うのは、シティには高度な自治権がありまして、それ以外のグレーターロンドン内の区には緩やかな自治権、ちょうど東京の区のような市以下の自治権のような感じです。

 

凄くややこしいのですが、グレーターロンドンは東京都みたいな感じと言いましたが、グレーターロンドンの首長は「ロンドン市長」でして、それとは別にシティにも「ロンドン市長」がおりまして、日本語では同じロンドン市長と呼ばれる方が2人おられます。

英語では、グレーターロンドンのロンドン市長が「Mayor of London」で、シティのロンドン市長が「Lord Mayor」、シティのほうを無理やり「市長」とだけ訳すのは可能でしょうが、Loadを日本語で「卿」とするのは、貴族では無く名誉職のLoadなので出来ないんだそうです。「市長」とだけ訳すと、どこの市長だか分からなくなってしまうので、結果としたら「ロンドン市長」にするしか無く*1、区別するためにグレーターロンドンの方の市長を「大ロンドン市長」とか訳すと、今度はこちらが英語に入っていない「大」を付けてしまう事になり「大ロンドン市(グレーターロンドン)の市長」なのか「偉大なるロンドン市長」なのか分からなくなってしまいます。

 

と言うことで、今日泊まってるホテルがシティ内では無く、ちょっとお隣の区にありますホテルですので、グレーターロンドンのウンチクを語ってみました。

 


*1:英語でも同じ事が言えるので「Lord Mayor of London」とする事もありますが、こうすると余計にグレーターロンドンのロンドン市長と見分けが付かなくなるので、英国で「Lord Mayor」と言えばシティのロンドン市長と言う事になってます。