地鎮祭と宗教
私の実家の方で、今度簡単な建物を建てる事になりまして、それほど大掛かりでは無いにしろ工事の無事を祈り、地鎮祭をする事になりました。
そこで問題になると言いますか、問題と言うほどでは無いのですが、一応は私が隠れキリシタン的ななにかであると言う事。別に隠れては無いのですがww
どうせ、建設業者に聞いても、神社に聞いても「問題無いんで地鎮祭やりましょう!」と言われるのは目に見えてます。ネットで調べましても「日本の文化だから」とか、いまいち主観を抜けきりません。そこで、いつも行っております教会の牧師先生に聞いてみましたところ、
そこで工事される方たちが気持ちよく工事をし、怪我が無いように願うのは、どの神様も同じです。地鎮祭を神社にしていただくのは、工事の方が信じる神様への配慮で、我々は我々で主に工事の無事を祈りましょう。
と、おっしゃっていただきました。
ただ、牧師先生に相談しますと、最後にはいつも(オートマティックに)主にお祈りして下さり、どうも献金する雰囲気が満点になるところは、今後なんとかなりませんでしょうかww
これで、気持ちよく地鎮祭を迎えられます。
挑戦を受けて立とうと思ったら
18歳で成人になるそうです
皆さん既にご存知かと思いますが、2022年から成人年齢が引き下げられ、18歳で成人となるそうです。
へー、まためんどくせえ事してくれたものですw
でもこれ民法改正が決まっただけで、実は肝心な少年法の改正をどうするのかとかはこれからでして、非常に中途半端です。とにかく日本の法律は、年齢基準をバラバラに設定しすぎてまして、いっそ「年齢の区切りに関する法律」とか言うのを別に作り、それぞれの法律から参照させるようにした方がいいのでは無いかと思うんですが。
一例を上げますと「子ども」と言うのは何歳までなのか?おそらく100や200じゃ無いくらい、子どもの年齢を設定してある法律があるかと思います。
例えば同じ道路交通法規でも、道路交通法では道路交通法第14条で「児童(六歳以上十三歳未満の者をいう。以下同じ。)若しくは幼児(六歳未満の者をいう。以下同じ。)」以下略となっておりまして、道路運送車両法では道路運送車両法第42条に定める政令である道路運送車両の保安基準第五十三条で「十二歳以上の者一人は、十二歳未満の小児又は幼児一・五人に相当するものとする。」となってます。
つまりですね、交通事故が発生すると12歳の小学6年生は、道路交通法では子ども扱いですが、道路運送車両法では大人扱いになると言う事です。さらに、大人の定員2人分で子ども3人乗せていいと言う車の定員の解釈は、12歳になっている小学6年生には適用されません。
「だって、バスは子ども運賃で乗れる」ええ、それはバス会社が運賃の割引をしてくださってるだけなので、ありがたく子ども運賃で乗ってもらってかまいませんが、でも12歳になっていたら定員は大人扱いです。ちなみに路線バスは、立って乗る分も定員に入っておりますが、実際どう頑張っても大人が定員まで乗る事は不可能なくらい定員が設定されているようなので、12歳になっている小学6年生が束になってどうにか定員目一杯になるくらいらしく、定員に関しては心配無いようです。
今回のこの民法改正で、18歳で成人になるのと同時に、男女ともに結婚出来る年齢が18歳に引き上げられます。今までは女性は16歳で結婚が可能でしたが、当然未成年者で結婚するとなると親権者の同意が必要でした。今度は男女ともに18歳になりませんと結婚出来ませんから、未成年者が結婚すると言う事がなくなりまして、憲法で保証されている「両性の合意に基づいてのみ婚姻」が機能する事になります。
それと同時に、今まで未成年者でも結婚した段階で「成年擬制」と言って、民法753条の規定で成人扱いになり、法律行為が出来るようになったのですが、2022年からは未成年者が結婚する事がなくなりますので、擬制された成人がいなくなります。
理論的には、民法改正前日の2022年3月31日に16歳となる、2006年3月31日生まれの女性が2022年3月31日に結婚した場合2024年3月31日で18歳となるため、2024年3月30日をもって、未成年で結婚したために擬制された成人は単独日本国籍の日本人ではいなくなります。
他にも年齢に関しては面倒な法律がいろいろありまして、成人で無いと出来ない(免許されない)仕事に、司法書士や行政書士がありまして、法律行為が出来ない未成年なので仕方ないと言う意見もあるんですが、これも成人年齢が引き下げになりますと2歳ほど若く仕事が出来るようになります。
これ、なんであえて司法書士や行政書士を取り上げたのかと言いますと、実は先程の成年擬制で成人となった者は、宅地建物取引士として登録が可能で、不動産屋で宅建主任として働く事が可能です。これもまた、法律行為なんですけどね。
それと、未成年でも全く規制が無いのが、なんと弁護士です。これ、昨年だかに高校3年生で司法試験予備試験に合格した子がおりますので、今年司法試験に合格すれば大学1年生年齢で司法試験に合格、そのまま司法修習に行き誕生日の関係でうまくすれば19歳のうちに弁護士登録が可能なんです。司法試験予備試験は以前の旧司法試験時代の一般常識の試験とは違い、実質的な司法試験みたいなものなので、今年司法試験に合格する可能性は高いでしょうね。
今後、司法試験の合格者が低年齢化する事は考えられますので、仮に14歳で司法試験予備試験に合格、15歳で司法試験に合格し、高校に行かず司法修習へ行き17歳で弁護士登録とかも不可能では無いんです。
法律ごとにバラバラに基準を作っているため、今回はもう民法改正と言うものに間に合いませんでしたが、私が生きているうちにでも、日本国の全法規を横断した「年齢の区切りに関する法律」とか言うものが出来るように・・・
まっ、出来なくても別にいいかwww
ここまで急いで「民法における成人」を変えたかった意味、おそらく憲法改正に絡んでるんでしょうね。英国のEU離脱とか見てますと、民意を問う投票を行う際、少しでも多くの若者に投票権を行使してもらいませんと、大変な事になるんでしょう。
本当は民法改正なんて手段より「憲法改正における国民投票に関する法律」とか言うのを作り、より若い者へも投票権を与えた方がいいような気がするんですが、おそらくは想像もつかないほどの反対が起こるのでしょう。その反対するところ、英国のEU離脱を決めた住民投票の有権者の例を出してきて「日本に住む外国人にも憲法改正の投票をさせろ」くらいに言ってくるかもしれませんし(汗;
そんで、成人式はどうなるの???
シンガポールあつかった
このクソ微妙な時期にもかかわらず、月初恒例シンガポールビジネストリップを敢行してまいりました。いつもに比べて、あちこちで警察の方も見かけまして厳戒態勢と言った感じで、米朝会談の会場となると発表がありましたセントーサ島には近付こうとも思いませんでしたw
会談場所はいくつか候補が上がっておりましたが、シンガポールの方の大半はセントーサ島だと予想していたようでして、その理由としては「ジョホールバル(マレーシア)との国境の警備がそんなに厳しくなってない」と言う、極めてわかりやすいものです。それに、もしシンガポール北部で開催されるとなったら、マレーシア国境での警備が半端なくなり国民生活に大打撃でしたでしょうから、避けるのもわかります。
セントーサ島で米朝会談があれば、将来的には「あの米朝会談があった場所」と言うので一つの観光名所になるでしょう。そう、まるでプラザ合意があったニューヨークのプラザホテルのようなものです。資源に乏しいシンガポールとしては、ポッと突然湧き出る観光資源なんて喉から手が出るほど欲しいと言うのも本音でしょう。
気温的にいつでも暑いシンガポールが、今回は更に米朝会談前の熱気で熱くなっておりまして、ダブルであつかったw
最近は月一のシンガポールの帰りにタイに寄る事が多かったのですが、今回はシンガポールの帰りに寄ったのは香港だけでした。
シンガポールやバンコクですと、東京から6~7時間はかかります。香港ですと5時間も掛からず行く事ができまして、特に日本への帰国便は偏西風や空路の関係もあり香港からなら4時間ちょっとです。しかも香港と日本の間には便数も他の国や地域と桁違いに多くあり、シンガポールやバンコクから香港へ着きますと、その段階で「帰ってきたな」って気分になりつつあります。
以前の勤務先で駐在員として香港に住んでいた時代、街中の冷房はどこでも「強すぎ」だと思うくらいガンガンでした。ところが、シンガポールへ行くようになり、シンガポールの酷い冷房にさらされるようになった現在、あの香港の冷房すらマイルドに感じるようになってきてしまいましたwww
私、体は大きいのですが、あまり冷房は好きではなく、大柄な人にありがちな冷房ガンガンにすると言う事があまりありません。そりゃ、外出から帰ったときに一時的に冷房を強くしたりする事はありますが、ずっと冷房強にしておきますと風呂に入って温まりたくなりますw
それと、スーツなどよりカジュアルな格好で仕事できると言う環境も、冷房を強くしない理由なのかもしれませんが、割と夏場でもエアコンは冷房にもせず除湿モードだったりします。
そんな私を、香港の冷房がマイルドに感じるほどにしてしまうシンガポールの冷房、なかなかの破壊力です。今回、そのせいで若干風邪ひいて帰ってきました。
今年の夏、うちの家族旅行でセントーサ島に行こうかと思っていたのですが、ちょっとこんな感じでは、止めた方がいいかもしれません。どうせ航空券はタダみたいなものですし、直前で空いてるホテル取ればいいかなって思ってたんですけど。
風邪ひいて帰ってきたので、寝てるように奥様に監視されてまして、適当にお茶濁した更新になってます。
司法取引
この6月1日から、ついに日本でも司法取引の制度が始まりました。
とは言っても、今まで司法取引は全く行われていなかったのかと言えばそうでもなく、検察官の持つ「起訴しない権限」を使って行われた事例も数多くあるでしょうが、きちんと法的に司法取引という制度が始まったということです。ぶっちゃけ、司法書士にはほとんど関係ないと言えば関係ないんですけどw
ところで、この司法取引が盛んに行われている事で有名な国にアメリカがありますが、よくドラマなんかでも司法取引で減刑とか聞くでしょう。麻薬の売人が捕まり、麻薬の仕入元を暴露する事で司法取引をして減刑され、刑務所出たら組織に拉致されてとかよくあるストーリーですw
実際には、刑務所出たら組織が拉致するほどの重要人物の逮捕に結びつく情報を提供して司法取引が認められた場合、同時に証人保護プログラムが適用される事が多いらしいのでドラマのようにはいかないようですが。
今回の日本の司法取引制度や、アメリカのドラマに出てくるような司法取引の場合、「司法取引を持ちかける方」と「司法取引の材料」は、ほぼ同一かと思われます。日本の司法取引制度が想定している経済犯の場合、「詐欺で捕まった犯人」が「詐欺の首謀者の情報を材料にする」場合や、アメリカのドラマの場合は「麻薬の売人」が「麻薬カルテルの情報を材料にする」場合という意味です。
そう、一般的にはそれが常識でしょう。司法取引が盛んに行われているアメリカでも、ほとんどの人がそう思ってるかと思います。でも、実際に司法取引先進国といえるアメリカで行われている司法取引の非常に多くが、「司法取引を持ちかける方」と「司法取引の材料」は違うんだそうです。
アメリカで交通違反をすると、弁護士に依頼して軽い内容に変更してもらったり、全くの不問にしてもらったり出来ると言うのを聞いた事があるでしょうか?
日本風に言えば、40キロオーバーで捕まったのを駐車禁止に、あるいは、60キロオーバーで捕まったのを不問にと言う事です。この、交通違反の内容と減刑または不問になるところの差と言うのは「弁護士に払う料金」と言う、また微妙なところなんですが、なぜかと言うと、
って事なんです。(別の方法で交通違反を減刑・不問にする方法もあるようですが、これが主な手法だと言う事です。) つまり、誰かが交通違反をして弁護士に依頼して来ないと、その犯罪が公にならないと言う事になってまして、これってどうなんでしょうかねえ。日本でいきなりこんな風になるとは思えませんが、そのうち登場しそうな気がしてなりません。
まっ、運転する側からしますと、ちょっとした違反で免許に傷つくならお金で解決出来るようになると言う意味では、便利なのかもしれませんが。
もしそれが日本でも可能になった際には、弁護士の先生はお忙しいでしょうから、ぜひ司法書士にも扱わせて頂ければと思いますw 交通違反は簡易裁判所が多いんで、司法書士も簡易裁判所では代理権持っる方も大勢おられますんで。
挑戦されてる?
JR中央線、東京駅と新宿駅の間に四ツ谷駅と言う駅があります。この駅、電車を待っておりますと非常に目立つところに、なんと司法書士の宣伝看板があるんです。司法書士の宣伝と言っても過払い金返還請求のウルサイアレではありませんw
コ レ は w w
一体誰が考えたレイアウトなのか、この女性は誰なのか。
そういうのはとりあえず置いておきまして、なぜ四ツ谷駅に司法書士の宣伝看板があるのかと言いますと、この四ツ谷駅の周辺新宿区四谷には、全都道府県にある各司法書士会を束ねる日本司法書士連合会や、東京都の司法書士が会員の東京司法書士会などがある、いわば司法書士の聖地とも言える場所なんです。
以前この看板の隣には、確かビールの看板だか何があったかと思うんですが、最近は別のものに変わりました。何に変わったのかと言いますとコレ
ええ、まさかの消費者金融です。
出稿段階で、隣が司法書士の宣伝看板だと言うのは知らないわけが無いでしょうから、どう考えても挑戦してるとしか思えませんw まさか、司法書士が随分と昔からクレサラ問題を扱ってるとか、過払い金返還請求を扱ってるとか知らないわけが無いでしょう。いや、むしろコノ消費者金融としては、弁護士とならんで司法書士には少なからず良い印象を持ってるとは思えません。
これはアレか?
司法書士の本拠地とも言える新宿区四谷で、司法書士に対して挑戦してるのか!
並び具合としてはこんな感じでして、真ん中の電柱がいい味出してますw
遠景で見ますと、一番向こうにクレジットカード会社の看板もあったりw
それにしても、消費者金融の広告デザインに対するセンスが憎らしいw こっち側(司法書士)も、デザインはもうちょっと何とかならなかったのかと・・・
足切った、朝起きたら血の海だった
出張に行っておりましたシンガポールのホテルでの出来事です。
夜、外で人と会いましてお酒を少々飲んで部屋に帰りました。靴脱いでソファーに座ろうと思ったところ、ちょっとフラフラっとしてソファーの脚の部分に私の足と言うか、足の指が当たったんです。
大して力強く当たったわけでは無かったのですが、なんと、ソファーの脚の部分から金属製の部品が飛び出しておりまして、私の足の指に刺さりましたw
その場にまだ秘書子がおりましたので「ホテルの人に、ここ危ないからって言っといて」とお願いしまして、その日はそのままシャワーも浴びずに寝たんです。
翌朝、起きたら足の方が何かヌルヌルするんです。なんと、昨日のソファーの部品が足の指に刺さった部分から大量の出血(本当は大した事ないw)で、ベッドが血の海と言う感じで(汗;
まず最初に思ったのが「これ、絶対に賠償って言われるだろうなあ?損害賠償保険使えるかなあ?」って事でした。 ただよく考えてみたら、ホテルの備品のソファーで怪我した結果なんだから、過失相殺でドローに持ち込めないかなとw
とりあえずホテルの人を呼ぼうと、恐る恐る電話してみたところ「ソファーでの件、足の方は大丈夫でしたでしょうか?」と。
これは、ドローどころか我的胜利?(俺の勝ち?)
みたいな?w
電話交換の方は中国語はあまり得意では無い方でしたので、中国語得意なアシスタントマネージャーさんが至急部屋までいらっしゃると言う事で、こちらも英語が得意な秘書子を大至急呼びましたところ「まだ、まだ全然準備出来てないんですけど、髪の毛ボッサボサですけど」と・・・、準備完了してから来て頂く事にしました。
やって来られたアシスタントマネージャーさん、まあ、いつもの方なんですが、ベッドの血の海を見まして「哎呀(アイヤー)」とww
あまりにも血の海で言葉が続かず「那个・・・(ネイガー)」と絶句で止まってしまいました。ちなみにこのアシスタントマネージャーさんはシンガポール人ですが中華系では無く、私と同じように学習した中国語なので驚きや言葉を失った表現も、あえて中国語で表現しているのは分かってはおりますwww
とりあえず、アシスタントマネージャーさんが「病院行きましょう、病院」と言うんですが、さすがにもう出血も止まってますし、実は大して痛くないんです。深くは切れてはいるようなんですが、恐らくはお酒を飲んでいたせいもあって出血が多かったのかと思うんです。
アシスタントマネージャーさんに呼ばれて後からやって来たお偉いさんが、もうそれは大層な謝罪の仕方で気の毒なくらい。ただ、やはり謝罪している部分は「ソファーの金属が飛びてていた部分」に関してで、後で仮に訴訟問題になった時の事は頭にある様子です。
この後、小泉今日子さんが主演だった映画のタイトルが如く「病院へいこう!」と言われたのですが、本当にもういいのでとお断りし「そちらの求めるがままの書式で示談書にサインするから、ソファーの金属が出ていた事も、怪我の事も、ベッドが血の海になった事も全部終了しましょ? 」と提案したところ、それでOKでしたw
いやあ、実際に足の怪我は大した事無いと言うより、今でもパックリと割れてるのですがほとんど痛くないんです。それにしても深くは切れているので、恐らく血管まで行ってしまったんでしょうね。
ネットで怪我の写真をお見せするのも微妙なところですし、直接ご覧になられたい方がおられましたらお申し付け下さいwww